喜多俊之

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

喜多 俊之(きた としゆき)は、日本のプロダクトデザイナー大阪市生まれ。

概要[編集]

1969年よりイタリアと日本でデザインの制作活動を始める。

海外、日本のメーカーから家具、家電、ロボット、家庭日用品に至るまでのデザインで多くのヒット製品を生む。作品の多くがニューヨーク近代美術館、パリのポンピドゥー・センターなど世界のミュージアムにコレクションされている。また、日本各地の伝統工芸・地場産業の活性化、およびクリエイティブ・プロデューサーとして多方面で活躍する。

2009年より、日本の住まいと暮らしのリノベーションの国際見本市「Living & Design」を総合プロデュース。また、リノベーションプロジェクト「RENOVETTA」を提唱。

2010年8月1日より、大阪市の市長特別顧問に委嘱される[1]

2011年にイタリアの「黄金コンパス賞(国際功労賞)」受賞。

主な作品[編集]

デザイン[編集]

著書[編集]

  • 喜多俊之 (2007). ヒット商品を創るデザインの力 : 「ハイテク&ハイセンス」が企業ブランドを築く. 日本経済新聞出版社. ISBN 9784532313340. 
  • 喜多俊之 (2009). 地場産業+デザイン. 学芸出版社. ISBN 9784761512569. 
  • 喜多俊之 (2012). 喜多俊之デザインの探険1969- : 僕がイタリアに行った理由. 学芸出版社. ISBN 9784761513139. 

年表[編集]

WINK/Cassina(Italy)1980  撮影Mario Carrieri  永久コレクション:Museum of Modern Art,New York(USA),Centre Georges Pompidou,Paris(France),Vitra Design Museum,Weil Rhein (germany),Museum fur Junst und Gewerbe,Hamburg(germany)
AQUOS C1 / SHARP(Japan)2001  撮影:Luigi Sciuccati  永久コレクション:Museum of Modern Art Munchen(Germany)Museum fur Kunst und Gewerbe,Hamburh(germany)
(左上から時計回りに) MULTI LINGUAL CHAIR、AQUOS、WAKAMARU、KICKテーブル
  • 1942年 - 大阪市に生まれる。
  • 1964年 - 浪速短期大学デザイン美術科工業デザイン専攻卒業。
  • 1967年 - デザインオフィス設立。住環境、ライフスタイル、地域伝統工芸について研究を始める。
  • 1969年 - イタリア・ミラノにて制作活動の場を広げる。
  • 1975年 - 日本インテリアデザイナー協会賞受賞。
  • 1981年 - 工芸財団より、第九回国井喜太朗産業工芸賞受賞。また、ニューヨーク近代美術館のパーマネント・コレクションにWINKチェアーが選定される。
  • 1983年 - アメリカ、プロダクトデザイン賞IBD受賞。
  • 1984年 - アメリカ・インダストリアルデザイン誌より、RESIDENTIAL FURNISHING最優秀受賞。また、ニューヨーク近代美術館(MOMA)のパーマネント・コレクションにKICKテーブルが選定される。
  • 1985年 - 毎日デザイン賞受賞。
  • 1987年 - ドイツ・ハンブルグ美術工芸博物館のパーマネント・コレクションにWINKチェアーとKICKテーブルが選定される。また、パリ・ポンピドーセンタ-10周年記念展招待作家として未来空間を展示。
  • 1988年 - バルセロナ、及びウィーンにて個展。
  • 1990年 - ミラノにて個展。スペインにおいて、デルタ・デ・オロ賞金賞を受賞。
  • 1991年 - 広島市現代美術館において個展。
  • 1992年 - セビリア万国博覧会の日本館回転劇場のインテリア及びMULTI LINGUAL CHAIRをデザイン。フィンランド・ヘルシンキにおいて個展開催。
  • 1993年 - ウィーン国立応用美術大学客員教授を務める。
  • 1997年 - ニューヨーク近代美術館及びパリ・ポンピドゥー・センターのパーマネント・コレクションにMULTI LINGUAL CHAIRが選定される。
  • 1998年 - フランスのサン=テティエンヌ近代美術館のパーマネントコレクションに作品13点が選定される。
  • 2002年 - パリ、名古屋国際デザインセンター、中国、ヘルシンキ、そしてミラノにて個展。
  • 2003年 - フランクフルト、バルセロナ、ベローナにて個展。
  • 2004年 - 中国インターナショナルインダストリアルデザインサミットにて講演。また、日本グッドデザイン賞審査委員長を務める[2004年~2006年]。
  • 2005年 - アムステルダムにて個展“ANIMA”。
  • 2006年 - ミラノにて“Good Design Award 50 years”を総合プロデュース。
  • 2007年 - ミラノサローネにて個展“IL FUTURO DELLA TRADIZIONE”。
  • 2008年 - 中国、上海にデザイン事務所設立。広州、順徳にデザイン事務所設立。
  • 2009年 - ミラノサローネにて個展“KITA. FUTURE DELIGHT”。中国・上海にて個展“Timeless Future”。大阪にて国際見本市“Living&Design 住まいと暮らしのリノベーション TOTAL INTERIOR”を総合プロデュース。
  • 2010年 - ミラノサローネにて個展“Timeless Future”。中国、広州及び佛山市順徳にて招待出展“Timeless Future”。ヘルシンキにて個展。
  • 2011年 - パリ MAISON & OBJET KITA'S collection。イタリアCompasso d’Oro[carriera internazionale]賞を受賞。
  • 2012年 - 40年にわたる伝統工芸とのコラボレーションを収録したDVD「魂を込めたものづくり」が、ドイツ・ハンブルグにおいて、「World Media Festival 2012 Public Relations / Culture部門」金賞を受賞。また、LIVING & DESIGN 2012において「集合住宅・リノベッタ」を発表。著書「デザインの探険」発表。
  • 2013年 - ヘルシンキ インターナショナルエコデザインエキシビジョン2013年度キュレーター及び審査員長として招かれる。
  • 2014年 - 6月に1ヶ月間イタリア・ピエ モンテ州バローロ城にて、プレ万博2015イベントの個展を開催。
  • 2015年 - 9月ミラノHOMIにて、“KITA”個展。同年10月に、ALBAのサン・ドメニコ寺院にて、個展“IL LUSSO DELLA NATURA”。
  • 2016年 - イタリア「ADI 第24回 黄金コンパス賞」の国際審査員を務める。

脚注・出典[編集]

[ヘルプ]

外部リンク[編集]