唐橋姪子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

唐橋 姪子(からはし めいこ、寛政8年[1]1796年) - 明治14年[1]1881年))は、江戸時代幕末)の女性。九条尚忠のちに正室[2]唐橋在煕養女

経歴[編集]

寛政8年、北野天満宮社僧・松梅院禅泰の長女として誕生、禅泰室文子の兄、唐橋在煕の養女となる。養母は萩原静子の大叔母・吉田高子。2歳年下の九条尚忠の妾、のちに正室となる。夫の関白就任後は北政所と呼ばれるようになる。

和宮降嫁に尚忠が賛成していた為、姪子もつらい状況にあった。明治4年(1871年)に尚忠が死去した後は出家し、寿香院を名乗る。明治14年(1881年)に死去。墓所は京都市東山区東福寺

脚注[編集]

  1. ^ a b 霞会館 1996, p. 537.
  2. ^ 霞会館 1996, p. 455.

参考文献[編集]