南松寺

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南松寺
所在地 東京都練馬区春日町4-25-13
山号 臥龍山
宗派 真宗高田派
本尊 阿弥陀如来
創建年 元和年間(1615年1624年
開山 宗雲
公式サイト 真宗高田派 臥龍山南松寺
法人番号 7011605000096 ウィキデータを編集
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南松寺(なんしょうじ)は、東京都練馬区にある真宗高田派寺院

概要[編集]

元和年間(1615年1624年)、宗雲によって開山された。宗雲は館山藩里見家の家臣の出身で、江戸下谷沼(現・東京都台東区東上野)に「松寿庵」を設けたのが起源である[1]。その後、唯念寺塔頭となり、第9世住職淳美の代に「臥龍山南松寺」を名乗った[2]

1923年大正12年)の関東大震災に罹災し、本尊阿弥陀如来は何とか避難させたが、その他の寺宝はほとんど失った。そして復興に伴う区画整理のため、1928年昭和3年)に現在地に移転した[2]

当寺は長らく台東区に位置していたことから、檀家もかつては台東区に住んでいた家が多い[1]

交通アクセス[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 練馬区立石神井公園ふるさと文化館 編『練馬の寺院』練馬区立石神井公園ふるさと文化館、2012年、31p
  2. ^ a b 寺紹介南松寺

参考文献[編集]

  • 練馬区立石神井公園ふるさと文化館 編『練馬の寺院』練馬区立石神井公園ふるさと文化館、2012年

外部リンク[編集]