北条五代記

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北条五代記』(ほうじょうごだいき)は、後北条氏の5代(早雲氏綱氏康氏政氏直)の逸話を集めた書。全10巻。『北条五代実記』(国会図書館本以下)、『北条盛衰記』(内閣文庫本・昌平坂学問所本以下)などと称される。

題名が似通った本に江西逸志子が著した『小田原北条記』[1]、作者不詳の軍記物『北条記(小田原記)』があるが、全く別の書物である。

概要[編集]

後北条氏の旧臣で小田原合戦の籠城戦を体験したという三浦茂正(法名は三浦浄心)の著書である『慶長見聞集』から、後北条氏に関わる記事を後に茂正の旧友と称する人物が抄録したもの。後北条氏の盛衰を項目を立てて記載しているが、史料として使用するには検討が必要である。成立は元和年間とされているが、現在の刊本は寛永期のものと万治期のものがある。前者は74条からなるが、後者はそれよりも少なく内容も多少異なる。

脚注[編集]

  1. ^ 訳 岸正尚 『小田原北条記 原本現代訳23』 教育社 1980年

参考文献[編集]