勝楽寺 (神奈川県愛川町)

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勝楽寺
所在地 神奈川県愛甲郡愛川町田代2061
山号 満珠山
宗派 曹洞宗
本尊 釈迦牟尼仏
創建年 天文13年(1544年
開山 能庵宗為
開基 内藤秀行
中興 忠州
別称 田代半僧坊
文化財 勝楽寺の山門(愛川町指定建造物)
法人番号 6021005003550 ウィキデータを編集
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勝楽寺(しょうらくじ)は、神奈川県愛甲郡愛川町にある曹洞宗寺院

歴史[編集]

1544年天文13年)、内藤秀行の開基である。内藤秀行は田代城の城主であり、墓も当寺にある[1]

当寺の山門は、当地に住む宮大工によって造営された。この宮大工は日光東照宮の造営にも関わった高い技術を持っており、当時の棟梁が親子二代かけて造営したものである[2][1]

当寺は、遠江国引佐郡奥山村(現・静岡県浜松市浜名区)の方広寺の半僧坊大権現を勧請したことから、「田代半僧坊」とも呼ばれている[2]

文化財[編集]

  • 勝楽寺の山門(愛川町指定建造物 昭和54年7月1日指定)[3]

交通アクセス[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 神奈川県高等学校教科研究会社会科部会歴史分科会 編『神奈川県の歴史散歩 上(歴史散歩14) 川崎・横浜・北相模・三浦半島』山川出版社、2005年、171p
  2. ^ a b 半原宮大工が親子二代で建築した巨大な山門勝楽寺愛川町「ポケットに愛川」
  3. ^ 勝楽寺の山門愛川町

参考文献[編集]

  • 神奈川県高等学校教科研究会社会科部会歴史分科会 編『神奈川県の歴史散歩 上(歴史散歩14) 川崎・横浜・北相模・三浦半島』山川出版社、2005年