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利平さんとこのおばあちゃん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
利平さんとこのおばあちゃん
漫画
作者 法月理栄
出版社 小学館
エンターブレイン
掲載誌 ビッグコミック
レーベル ビッグコミックス
ビームコミックス
マンバ
発表期間 1978年 - 1988年
巻数 ビッグコミックス:全2巻
ビームコミックス:全2巻
マンバ(電子書籍版):全3巻
話数 全47話(単行本未収録話あり)
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ポータル 漫画

利平さんとこのおばあちゃん』(りへいさんとこのおばあちゃん)は、法月理栄による日本漫画。全47話。

概要

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1978年に読切で描かれた1話が第3回小学館新人コミック大賞・佳作を受賞し、翌1979年から10年間『ビッグコミック』(小学館)で連載された。主人公のモデルになったのは、法月理栄の曾祖母と母方の祖母である[1]

あらすじ

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山原村に住む主人公おしげばあちゃんは、夫の利平の死後に1人で荒物屋を営む。おしげさんは村人や町から来た人と交流を持ちながら、色々な事件・出来事に遭遇しつつも持ち前の明るさで対処する。本作は、そんなおしげさんの喜怒哀楽に満ちた日常を描いている。

登場人物

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太田しげ
本作の主人公。山原村原の口[2]で荒物屋を営んでいる。村人からは、おしげさんと呼ばれている。
太田利平
おしげさんの夫。すでに亡くなっているが、おしげさんの回想場面にしばしば登場する。
山梨梓
おしげさんの友人で芸術家。都会の喧騒に疲れて山原村に移住してきた。
留造
おしげさんの友人
キン
留造の妻
雪枝
留造の娘
きぬ
おしげさんの友人
清水夏子
きぬの孫
杉姉さん
おしげさんの友人。壮年期は村の婦人たちのまとめ役だった。
杉村ため
おしげさんの友人で機織りをしている。
杉村悦子
ための孫娘
あいちゃん
おしげさんの友人で介護の仕事と絵本を作っている。
先生
山ノ東中学校の教師

単行本

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  • 法月理栄 『利平さんとこのおばあちゃん』 小学館〈ビッグコミックス〉、全2巻
    初期作品を中心に全19話を収録(ビームコミックス版にないものを含む)。
    1. 婚礼 (1985年3月発売)
    2. 結び目 (1985年5月発売)
  • 法月理栄 『利平さんとこのおばあちゃん』 エンターブレイン〈ビームコミックス〉、上下巻
    作者監修による傑作選。全27話を収録。
    1. 上巻 (2006年3月25日発売)
    2. 下巻 (2006年3月25日発売)
  • 法月理栄 『利平さんとこのおばあちゃん』 株式会社マンバ〈マンバ〉、全3巻[3]
    電子書籍版。作者監修による決定版傑作選。[4]全27話を収録。[5]
    1. 第1巻 (2021年9月20日発売)
    2. 第2巻 (2021年9月20日発売)
    3. 第3巻 (2021年9月20日発売)

外部リンク

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出典

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  1. ^ 『利平さんとこのおばあちゃん』 エンターブレイン〈ビームコミックス〉下巻303ページ
  2. ^ 『利平さんとこのおばあちゃん』 エンターブレイン〈ビームコミックス〉下巻101ページ
  3. ^ 『利平さんとこのおばあちゃん』法月理栄|特設サイト - マンバ
  4. ^ 法月理栄『利平さんとこのおばあちゃん』株式会社マンバ、2021年9月、202頁頁。 
  5. ^ 利平さんとこのおばあちゃん 第3巻 (マンバ) Kindle版