八村広三郎
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八村 広三郎(はちむら こうざぶろう、1948年(昭和23年)6月29日[1] - )は、日本の工学者。立命館大学情報理工学部名誉教授、工学博士。滋賀県地域情報化推進会議顧問[2]。専門は情報工学(画像情報学)[3][4]。
経歴
[編集]鳥取県鳥取市出身。鳥取銀行元頭取の八村信三・緑夫妻の三男として生まれる[1]。鳥取県立鳥取西高等学校を経て[5]、1971年(昭和46年)京都大学工学部電気工学第二学科卒業[4]。1976年(昭和51年)京都大学大学院工学研究科電気工学専攻博士課程単位取得退学[4]。
1978年(昭和53年)国立民族学博物館第五研究部助手[4]。1979年(昭和54年)京都大学工学博士[4]。1983年(昭和58年)京都大学情報処理教育センター助教授[4]。1985年(昭和60年)から1986年(昭和61年)までスウェーデン・ウプサラ大学客員研究員[4]。1990年(昭和65年)京都大学工学部助教授[4]。
1994年(昭和69年)立命館大学理工学部情報学科教授[4]。2012年(平成24年)立命館大学情報理工学部情報理工学科教授、情報理工学部・学部長、情報理工学研究科・研究科長を歴任[6]。2014年(平成26年)立命館大学情報理工学部名誉教授[6]。
家族
[編集]- 八村家
- 父・信三(1908年(明治41年)12月29日生[7])
- 母・緑(1910年生、鳥取市元魚町1丁目、八村八太郎の養女[8])
- 継母・純子(1921年(大正10年)5月14日生)
- 父は鳥取貯蓄銀行(現:鳥取銀行)元取締役の西尾善孝[1]。
- 長兄・義郎(1934年(昭和9年)12月19日生)
- 次兄・輝夫(1937年(昭和12年)10月8日生)
- 妻・和代(1950年(昭和25年)1月29日生)
著書
[編集]- 『計算機科学の基礎』近代科学社、1989年。
共編著・監修
[編集]- 『講座人文科学研究のための情報処理 第4巻(イメージ処理編)』及川昭文監修, 編著. 尚学社, 1998年。
- 『日本文化デジタル・ヒューマニティーズの現在 バイリンガル版(シリーズ日本文化デジタル・ヒューマニティーズ)』川嶋將生,赤間亮, 矢野桂司,稲葉光行共著, 文部科学省グローバルCOEプログラム「日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点」 (立命館大学) 監修. ナカニシヤ出版, 2009年。
- 『デジタル・アーカイブの新展開 バイリンガル版(シリーズ日本文化デジタル・ヒューマニティーズ 文部科学省グローバルCOEプログラム「日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点」(立命館大学)』監修, 田中弘美共編. ナカニシヤ出版,2012年。
- 『文化情報学ガイドブック デジタル・ヒューマニティーズ 情報メディア技術から「人」を探る』赤間亮, 鈴木桂子,矢野桂司, 湯浅俊彦共編. 勉誠出版, 2014年。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m 『人事興信録 第34版 下』人事興信所、1987年、は - 84頁。
- ^ “役員名簿”. 滋賀県地域情報化推進会議. 2024年9月29日閲覧。
- ^ “3.4.八村広三郎教授 | 立命館大学大学院 文学研究科 行動文化情報学専攻「文化情報学専修」”. www.arc.ritsumei.ac.jp. 2024年9月29日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “ミュージアムIT情報:影山幸一 03年11月”. artscape.jp. 2024年9月29日閲覧。
- ^ 八村広三郎Facebook。
- ^ a b “八村 広三郎 (Kouzaburo Hachimura) - マイポータル - researchmap”. researchmap.jp. 2024年9月29日閲覧。
- ^ a b 『人事興信録 第24版 下』や14頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年9月30日閲覧。
- ^ 『因幡人事興信録』は135頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年9月30日閲覧。
参考文献
[編集]- 荒木義雄編『因幡人事興信録』因幡人事興信録編纂所、1923年。
- 人事興信所編『人事興信録 第24版 下』人事興信所、1968年。
- 人事興信所 編『人事興信録 第34版 下』人事興信所、1987年。