元泰

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元 泰(げん たい、? - 528年)は、北魏皇族は達磨。

経歴[編集]

高陽王元雍の嫡子として生まれた。中書侍郎となった。まもなく通直散騎常侍・鎮東将軍・太常卿に転じた。528年4月、河陰の変が起こると、父とともに殺害された。侍中・特進・驃騎大将軍太尉公定州刺史・高陽王の位を追贈された。を文孝といった。

子の元斌が後を嗣いだ。

伝記資料[編集]

  • 魏書』巻21上 列伝第9上
  • 北史』巻19 列伝第7