井上信行
井上 信行(いのうえ のぶゆき)は、元スクウェア(現スクウェア・エニックス)所属のゲームクリエイター。現在ブラウニーブラウン取締役。
略歴
1990年スクウェアに入社。Sa・Ga2 秘宝伝説のデバッグの後、開発に携わりファイナルファンタジーIVの「プチメテオ・プチフレア」の名称考案、ロマンシング サ・ガの「回転キック」の決めポーズ、半熟英雄の卵召還時の周りを廻る演出などアイディアを生み出していく。
ライターとしてはライブ・ア・ライブのシナリオ(近未来編、原始編)とバトル担当として関わり、ファイナルファンタジータクティクスの小説(サウンドノベル、ウイユ・エナビア編)、聖剣伝説 LEGEND OF MANAの脚本(エスカデ編)を書く。
聖剣伝説Legend of Manaの売行き不振や、同時期に発売されたファイナルファンタジーVIIIの記録的売り上げに対する、スクウェアの戦略変更に反発した社員を連れてスクウェアを退社、亀岡慎一らと共に新会社ブラウニーブラウンを設立、取締役に就任した。ブラウニーブラウンの第一作目『マジカルバケーション』では、脚本、演出、総監督を担当。糸井重里脚本のゲームボーイアドバンス『MOTHER3』(2006)、ニンテンドーDS『マジカルバケーション 5つの星がならぶとき』(2006)ではディレクターを担当。
作品
- ロマンシング サ・ガ:フィールドマップデザイン、エフェクトアニメーション
- ロマンシング サ・ガ3:マップデザイン
- 半熟英雄 ああ、世界よ半熟なれ…!!:バトルディレクション
- ライブ・ア・ライブ:シナリオ(時田貴司と共同)、バトルデザイン、バトルディレクション
- ファイナルファンタジータクティクス:インタラクティブノベル企画
- 聖剣伝説 LEGEND OF MANA:原作、イベントデータチーフ
- マジカルバケーション:総監督
- マジカルバケーション 5つの星がならぶとき:ディレクション
- MOTHER3:ディレクション