二つ玉低気圧

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二つ玉低気圧(ふたつだまていきあつ)は、2つの低気圧日本海と日本の南岸を挟むように通過するものである。初冬や晩冬によく発生する。各地で雨や雪となるが、日本海低気圧による暖気の影響で気温が上がるためほとんどが雨、若しくは湿り雪主体の天候となる。また、大気の状態が不安定になり、強風や激しい雷雨になることもある。東日本の東方沖で低気圧が1つにまとまり、爆弾低気圧化することもある。低気圧が抜けた後は冬型の気圧配置へと変わる。

現象[編集]

低気圧が日本海と太平洋を通過するため、広範囲に荒天をもたらす。また、低気圧と低気圧の間は擬似晴天となり、一時的に晴天となるが、すぐに再び悪天候に変わる。とくに登山者は、擬似晴天によって、油断をしてしまい、遭難などの被害に遭うこともあるため、注意が必要である。

1990年12月11日に、千葉県茂原市で発生した大きな竜巻の原因は、二つ玉低気圧である。