亀川純一

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亀川純一 (かめかわ じゅんいち[1]1948年-) は、民間歴史研究家、実業家。郷土史研究会「古志の会」代表[2][3][4]。元・長岡市史編集専門委員[3]

概要[編集]

1948年、新潟県長岡市で生まれ、阪之上小学校長岡高校を卒業した[1][5]。総合テナントビル「笑月」社長[1]。1989年に郷土史研究グループ「古志の会」を発足させた[5]

芸者だった叔母が「長岡おけさ」を歌っている録音テープを聞いたことをきっかけに、新潟の民謡「おけさ」に興味を持つ[1]。自身の主宰する「古志の会」の活動としておけさのデジタルアーカイブ化を進め、歌と踊りの収録を各地で行なった[6][7][8]

著作[編集]

  • 亀川純一 (2004)「長岡藩 牧野忠訓夫人 彜子 (特集 300藩 大名夫人の幕末維新 ; ドキュメント 藩主夫人の幕末維新)」『歴史読本』、KADOKAWA、 49(10) (通号779号), pp.76-79.

脚注[編集]

  1. ^ a b c d “「おけさ」のデジタルアーカイブ活動を進める、亀川純一氏(ひと)”. 日本経済新聞: p. 22. (2003年4月5日) 
  2. ^ 日本海にぎわい・交流海道ネットワーク事務局 (2003年8月). “にぎわい 日本海にぎわい・交流海道ネットワーク通信〜九州発信〜”. 九州地方整備局 港湾空港部 港湾計画課. 2008年12月7日閲覧。
  3. ^ a b JSCCP -Risk management-”. 文化財保存修復学会 (2004年). 2008年12月7日閲覧。
  4. ^ 長岡花火デザインプロジェクト (2004年). “新潟長岡花火観光イベント情報・履歴”. 株式会社中越. 2008年12月7日閲覧。
  5. ^ a b “郷土史研究「古志の会」主宰、亀川純一さん――「長岡城」発掘呼びかけ(土曜トーク)”. 日本経済新聞: p. 1995/01/07. (22) 
  6. ^ ““山姥の里”におけさ伝承 研究会が踊り収録 青海・上路地区=新潟”. 読売新聞 東京朝刊: p. 31. (2003年12月11日) 
  7. ^ “越後から伝わり、片品でかつて伝承 「土出おけさ」収録保存=群馬”. 読売新聞 東京朝刊: p. 35. (2004年7月15日) 
  8. ^ 歴史研究グループが「椎谷おけさ」を収録”. 柏崎日報 (2003年7月9日). 2008年12月7日閲覧。