久喜ようた

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久喜 ようた[注 1](くき ようた、1987年昭和62年〉12月7日- )は、日本画家モデル [1]

人物[編集]

性自認はノンバイナリージェンダー性別適合手術を経て戸籍の性別を男性に変更した。発達障害、自閉スペクトラム症(ASD)。幼少期から社会へ違和感を持ち、二元論に捉われない絵を描き始める[2]

来歴[編集]

2020年から胴体・腕・足・頭を11セクションに分けて物語を綴る「360度細密画キューピー人形」の作品制作を開始。2021年からNFT電子市場「KnowOrigin」に写真作品を出品[3]。 2022年以降、マッキーペンのみを用い瞬間を捉えるライブドローイングのスタイルを確立。「日常の瞬間を記録する」「アートをもっと身近に」をテーマとし、全国各地に滞在し創作活動を続ける [4]。 2023年6月、批評家の切通理作が店主を務めるネオ書房@ワンダー神保町店で初の個展「109の煩悩」を開催[5]、人体へのライブドローイングも積極的に手がけた[6]

展覧会[編集]

  • 「109の煩悩」ネオ書房@ワンダー神保町店(2023年5月20日 - 6月4日)

受賞[編集]

  • 「14人のcali≠gariロゴ コンペティション」石井賞受賞

出版物[編集]

詩画集[編集]

  • 『2022 石垣島、夢を見る島の真裏で。』社会評論社、2022年ISBN 978-4784519248

特集[編集]

  • フリーペーパー『暇』2023年5月号外『久喜ようたとやはり厚木をやる旅』(TRASHBOOKS)[7]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 久喜ようた。と表記されることもある

出典[編集]

  1. ^ |久喜ようた。(bismuth. )”. Twitter. 2023年6月22日閲覧。
  2. ^ ピアスとタトゥーと性別適合手術と【前編】ノンバイナリー/パンセクシュアル〜久喜ようた〜”. LGBTER. 2023年6月22日閲覧。
  3. ^ bismuth”. KnownOrigin. 2023年6月22日閲覧。
  4. ^ 2022 石垣島、夢を見る島の真裏で。 久喜ようた /著 – 社会評論社”. 社会評論社. 2023年6月22日閲覧。
  5. ^ 久喜ようたライブドローイング個展”. YouTube. 2023年6月22日閲覧。
  6. ^ 久喜ようた 人体ライブドローイング(モデル:切通理作)”. YouTube. 2023年6月22日閲覧。
  7. ^ フリーペーパー『暇』”. TRASHBOOKS. 2023年6月22日閲覧。

外部リンク[編集]