丹三郎屋敷
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丹三郎屋敷 | |
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情報 | |
用途 | 茅葺民家 |
構造形式 | 木造平屋建 |
竣工 | 江戸中期 |
所在地 |
〒198-0104 東京都西多摩郡奥多摩町丹三郎260 |
座標 | 北緯35度48分38.6秒 東経139度09分16.2秒 / 北緯35.810722度 東経139.154500度座標: 北緯35度48分38.6秒 東経139度09分16.2秒 / 北緯35.810722度 東経139.154500度 |
文化財 | 東京都選定歴史的建造物 |
丹三郎屋敷(たんざぶろうやしき)は、東京都西多摩郡奥多摩町丹三郎にある茅葺民家である。長屋門は東京都選定歴史的建造物として指定されている。
概要[編集]
丹三郎という地名は、日原の開発者である原島丹次郎友一の弟で、村を開発した原島丹三郎友連から由来する(現在の奥多摩町丹三郎)。青梅から吉野街道を古里駅に向って行くと、古里駅付近で大きな屋敷の門がある。
原島氏は熊谷次郎直実の末流と称し、武蔵七党の一つ、丹党の出身である。熊谷は原島村の出身で、南北朝動乱の際に新田義貞軍に味方し、新田軍が足利軍に敗れると原島村を追われて奥多摩に逃れて、原島を名乗り、兄の丹次郎友連が日原を開発し、弟の丹三郎が丹三郎村のみならず、大丹波(おおたば)、小丹波(こたば)を開拓したと言われている。