三船雅彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
三船雅彦
Masahiko Mifune
Cycling (road) pictogram.svg
個人情報
本名 三船 雅彦
みふね まさひこ
生年月日 (1969-01-08) 1969年1月8日(49歳)
国籍 日本の旗 日本
身長 178cm
体重 70kg
チーム情報
所属 TEAM MASSA・FOCUS・OUTDOORPRODUCTS
分野 ロードレース,シクロクロス
役割 チーム代表
プロ所属チーム
1995-1996
1997-2000
2001-2002
2003-2006
2007-2008
F.S.MAESTRO
Tonissteiner
Landbouwkrediet
ミヤタスバル
マトリックス・パワーダグ
グランツール最高成績
主要レース勝利
全日本選手権シクロクロス 2000,2001
ツアー・オブ・サウスチャイナシー第2ステージ 2004
最終更新日
2008年9月27日

三船 雅彦(みふね まさひこ、1969年1月8日 - )は、京都府城陽市出身の自転車プロロードレース選手[1]。過去に欧州で活躍し、ロンド・ファン・フラーンデレンなどに日本人として初めて出場した。現在は株式会社マッサエンタープライズ代表。

プロレーサーとして[編集]

中学生時に自転車ロードレースに興味を持ち、自転車部のある花園高校に進学。本格的に競技を始める。インターハイや近畿大会で入賞[2]1987年、高校卒業とともにプロを目指してオランダへ渡る[2]1989年に一旦日本に戻って国内実業団チームで活動し[2]、全日本選手権6位[2]、ツールド北海道総合9位などの成績を残す[2]1992年に再びオランダへ[2]1994年、念願のプロチーム入りを果たすが、この時はチームが活動開始前に予算不足で解散したため、この年は個人選手として活動する。1995年にようやくF.S.MAESTROと契約。本格的にプロロード選手として活動を開始。1997年からはTonissteinerに移籍。実質的に同じチームであるLandbouwkrediet時代と含めて、このチームに合計6年在籍。この時にロンド・ファン・フラーンデレン(ツール・ド・フランドル)に日本人として初めて出場している。春のクラシックレースシーズンではリエージュ~バストーニュ~リエージュに3回、ヘント~ウェヴェルヘムに6回、デパンヌ3日間に2回、そのほかにもヘットフォルクやE3などにも出場。秋のクラシックレースシーズンではトップ10入りも複数回果たしている。

2003年からミヤタスバルに移籍し、国内に戻って活動を継続。2004年には香港サイクルクラシック(この時はマルコ・ポーロとスポット契約)で優勝。ツアー・オブ・サウスチャイナシー第2ステージでも勝利。2005年も、3DAYSROAD熊野第1、第3ステージで勝利した。2007年にマトリックス・パワータグに移籍。2008年に引退を表明したが[1]、この年のツアー・オブ・タイランド第2ステージで勝利した。シクロクロスの分野でも実力が高く、2000ー2001年シーズン全日本選手権を制覇し世界選手権に5度選出されている。ロードでの引退レースはツアー・オブ・サウスチャイナシー。選手としては2009年の関西シクロクロス第10戦であった。プロアマ期間通じて1500回のレース経験があり、入賞回数も200回を数える[2]

引退後[編集]

  • 2011年パリ・ブレスト・パリに初参加[1]。サポートなしの単独参加でハンガーノックに苦しみながら53時間16分でゴールしている。この記録は歴代日本人最速であった[1]
  • 2015年のパリ・ブレスト・パリでは、前回の反省を生かして数名のサポート隊を個人的に手配し[1]、43時間23分でゴールし日本人最速タイムを更新した[1]。バイクはリドレーのヘリウムを使用した[1]

指導者として[編集]

  • 2005年より若手育成を目的としたクラブチーム、「チームマサヒコミフネドットコム」を設立[2]
  • 2009年、自身の現役引退後は「TEAM MASSA・FOCUS・OUTDOORPRODUCTS」と改称。2016年2月のチーム解散まで代表として運営を行っていた。
  • ベルギーでの活動実績を元に、日本のCS放送でのロードレース中継で主に春のクラシックレースでのゲスト解説を行う。現在でもクラシックレースで実績のある日本人選手は少なく、その経験談や地理感などは非常に貴重なものとなっている。
  • 2011年より愛媛県自転車競技連盟の外部コーチを担当、愛媛国体に向けた強化に携わっている。
  • 2015年、日本体育協会 公認スポーツ指導者(自転車競技)の資格を取得。
  • 各地でロードやシクロクロスのライドスクールなどを開催。速く走るだけではなく、「安全に速くスムーズに」をモットーに活動している。

外部リンク[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g BiCYCLE CLUB 2015年11月号 NO.367 90頁から 雑誌17581-11 エイ出版社 ASIN: B013GW971G
  2. ^ a b c d e f g h RANDONNEUR VOL.4 ひびき出版 2013 ISBN 978-4-907443-01-6