三和薬品

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三和薬品株式会社(さんわやくひん)は、医薬品医療機器卸売を中心とする日本企業であった。現在は東邦薬品の共創未来グループの一社「九州東邦株式会社」である。

概要[編集]

  • 本社は福岡県北九州市門司区社ノ木1-16-6
  • 資本金 2,000万円
  • 代表取締役社長 古澤博

沿革[編集]

  • 昭和39年4月22日「双信化学」の商事部門を分離して「三共」800万円・「稲畑産業」800万円・「小倉薬品」400万円出資し、資本金2,000万円で「三和薬品株式会社」を設立
  • 昭和59年5月福岡県大牟田市の「株式会社良永同仁堂」と合併し「良和薬品株式会社」と商号変更

営業所[編集]

  • 八幡営業所・福岡県北九州市八幡西区陣原3-19-2
  • 下関営業所・山口県下関市生野町2-414

主な取引メーカー[編集]

大株主[編集]

  • 稲畑産業45%
  • 本郷薬品35%
  • 三共20%

備考[編集]

  • 双信化学の社長と小倉薬品の社長とが友人であったことから、武田系の小倉薬品が三共・稲畑系の卸会社に出資したことで、異例の提携となった。いずれ「三共系の大黒南海堂」か「武田・稲畑系の川口屋」の子会社になる可能性がある会社であった為、当時は系列を超えた異例の資本提携と言われた。
  • 昭和47年7月三共が半株を稲畑産業に譲し、それにより小倉薬品が全株を稲畑産業に譲渡。その後東京都稲畑産業(その後の住友製薬・現在は大日本住友製薬)系の「本郷薬品」が資本参加する。