ワナカ湖

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ワナカ湖
Lake Wanaka
Lake Wanaka 2005-08.jpg
ワナカ湖の位置(ニュージーランド内)
ワナカ湖
ワナカ湖
場所 南島オタゴ地方
クイーンズタウンレイク地区 (Queenstown-Lakes District)
座標 南緯44度30分 東経169度08分 / 南緯44.500度 東経169.133度 / -44.500; 169.133座標: 南緯44度30分 東経169度08分 / 南緯44.500度 東経169.133度 / -44.500; 169.133
主な流出 クルーサ川 (Clutha River)
 ニュージーランド
最長 42 km
最大幅 10 km
水面積 192 km²
平均水深 300 m (推定)
水面標高 300 m

ワナカ湖(ワナカこ、英語: Lake Wanaka) は、ニュージーランドオタゴ地方、標高300メートルに位置する。面積は192km²で、ニュージーランド4番目に大きい湖であり[1]、深さは300m以上と推定される。湖の名はマオリ語 で「オアナカ」(「アナカの地」の意、アナカは地方の酋長)の転訛による。[2]

ワナカ は、湖にある町の名前でもある。

地理[編集]

位置[編集]

ワナカ湖は、ニュージーランドの南島、オタゴ地方の中心部にある。町は、大氷河が湖の両岸を削った入り江に位置し、マウント・アスパイアリング国立公園の玄関口となる。自然のままで、美しいハウェア湖は車で15分の距離にあり、辺境の町マカロラ (Makarora) がウェスト・コーストの氷河地帯を前にした最終地点である。南にはカードローナ渓谷 (Cardrona Valley) があり、近隣のクイーンズタウンへ至る、眺めの良いアルペンルートを提供する。

地勢[編集]

ワナカ湖の位置(南島

湖の最大範囲はほぼ南北に沿い、長さ42キロメートル。最大幅となる場所は南端で、10キロメートルである。湖の西岸は、海抜2,000メートル以上の高峰が並んでいる。東岸に沿っても同様であるが、山々の頂上はやや低い。

ワナカは1万年以上前の、最後の氷河期の間に氷河の浸食によって形成されたU字谷に位置している。湖水はマトゥキトゥキ川 (Matukituki River) とマカロラ川 (Makarora River) によって供給され、クルーサ川の源流となる。近隣のハウェア湖は東へ8キロメートルの、近くの氷河によって削られた平行する谷に位置する。最も近い地点(ザ・ネック The Neck と呼ばれる岩の尾根)では、それらの湖はわずか1,000m離れるにすぎない。[3]

多くの小さな島(特に、ラビット島スティーヴンソン島ハリッジ島)が湖の南端に見られ、そのいくつかが現在、生態保護区となっており、例えばスティーヴンソン島の場合、ニュージーランドクイナが生息する[4]。また、湖の周りで唯一平坦な土地が、クルーサ川への流れを囲んで見られる。ワナカとアルバート・タウン (Albert Town) の町はここに位置する。

気候[編集]

曇りの日のワナカ湖
南東に遠くクルーサ川ハウェア湖が見える

ワナカ湖の気候は温暖で、1月の一日の平均気温は26.1℃、7月は10.1℃、1月の最低気温は1.4℃、6月は-8.2℃。湖の平均年間降水量は682mm(雨のない時期が数週間みられる)で、間近のフィヨルドランドウェスト・コーストの降水量をはるかに下回る。風は通常、北西から吹く。[5]

歴史[編集]

探検と入植[編集]

マオリは長くその存在を知っていたが、この湖に到達した最初のヨーロッパ人は1853年のナザニエル・チャーマーズであったと考えられている。彼はマオリを伴い、Tuturauサウスランド地方)からカワラウ川 (Kawarau River) を経由して湖まで歩き、その後いかだで下りクルーサに戻った。また1859年頃、その地域の新しい地図を作成していた他の探検家が、マカロラ渓谷でマオリの村の跡(1836年に部族の襲撃で破壊された)を見つけた。1861年頃、いくつかの新しい牧羊場が湖の南端周辺に開かれ、1862年には、湖自体が捕鯨ボートで調査された[2]。初期のヨーロッパ名はペンブローク湖 (Lake Pembroke) であった。[6]

関連項目[編集]

参考文献[編集]


ワナカ湖の風景、ニュージーランド