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ロスタイム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ロスタイム和製英語: loss time)とは、サッカーラグビーユニオンなどの球技における用語。球技の試合において、競技者の交代・負傷者のアピールや怪我の程度の判断・負傷者の搬出などにより空費された時間、いわゆる「空費時間」を指す通称である。こうした空費時間は相手チームにとっては不公平になるため、公平を期するための猶予時間を相手に与えようというのが趣旨である。つまり、「実際に流れる時間(実時間)」-「ロスタイム(空費時間)」=「実際に試合を行った時間(実試合時間)」となる。

かつては「インジュアリータイム」(英語: Injury Time)と呼ばれていた。サッカーでは「アディショナルタイム英語: Additional Time)」と称される。

呼称

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主審はタイムキーパーとして、空費された時間を計測し、試合の前後半それぞれの後に追加する。こうした時間を、日本では一般的に「ロスタイム」と呼ぶが、これは"loss of time"からとった和製英語である。ちなみに英語では"time added on"、"added time"、"additional time"(追加時間)、"stoppage time"(止めた分の時間)、"injury time"(負傷分の時間)などである。

日本のサッカーにおいては、2010年JFAによるサッカー競技規則改正で「アディショナルタイム」の語が定義されて以降、メディアでの呼称も順次「アディショナルタイム」へ移行している。

ラグビーユニオン

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前半・後半とも40分が経過するとホーン音が鳴り、ラストプレーが合図されるが、サッカーとは異なり、ロスタイムが経過した時点で即ノーサイド(試合終了)とはならない。

40分を過ぎてプレーが続いている場合は、得点、ペナルティ(スクラム/フリーキック)、ボールがタッチラインから外に出るなどによってプレーが止まると同時に笛が吹かれてノーサイドとなるため、実質的なロスタイムは目安より長くなる事が多い。

今日ではトップレベルの試合においてタイムキーパー制が敷かれており、レフリーとは別にタイムキーパー(時間管理を行う専門担当者)を置き、レフリーと連動して試合時間はより正確に計測されているため、名目上のロスタイムはなくなった。

箱根駅伝

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箱根駅伝においては、往路の5区・復路の6区で通過する小田急箱根鉄道線(箱根登山電車)の小涌谷踏切(神奈川県箱根町)において、踏切遮断中はランナーが待たなくてはならないため、足止めされた時間は「ロスタイム」と称され、レースの所要時間から減算される。2010年までは、往路の1区・復路の10区で通過していた京浜急行電鉄空港線の京急蒲田(空)第1踏切(東京都大田区)でもこの措置が適用されていた。

関連項目

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