ロザンネ・フィリッペンス

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ロザンネ・フィリッペンス1986年10月26日アムステルダム生まれ)はオランダ出身のヴァイオリニスト。

ロザンネ・フィリッペンスは3歳でヴァイオリンを弾き始め、アムステルフェーンの音楽学校においてアンネケ・スヒルトのもとで学んだ。その後、ハーグ王立音楽院ではコーシェ・ヴェイゼンベークやヴェラ・ベス、アンナー・バイルスマに師事し、2009年にディプロマを取得。ウルフ・ヴァリンの指導の下、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学でも学び、2014年に修士課程を修了した。ハーグ音楽院在学中に、オランダのオスカル・バック・コンクールで優勝。2014年にはフライブルク国際ヴァイオリン・コンクールで優勝している。

2014年3月にヤニック・ネゼ=セガン率いるロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団と共演。デンハーグのレジデンティ管弦楽団、 ヘルダース管弦楽団(別名:アルンヘム・フィルハーモニー管弦楽団)、 バルセロナ交響楽団など、これまでに多くのオーケストラと共演している。

オランダのChannel Classicsから、CDを5枚リリースしている。

1727年製の ストラディバリウス「Barrere」を貸与されている。ジャニーン・ヤンセンが過去に15年間に渡って演奏していた楽器で、エリーセ・マティルデ財団から提供されている。[1]

注釈[編集]

  1. ^ Rosanne Philippens”. 2019年10月3日閲覧。

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