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レバプ州

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

座標: 北緯39度0分 東経63度0分 / 北緯39.000度 東経63.000度 / 39.000; 63.000

レバプ州
Lebap welaýaty
レバプ州議事堂
レバプ州議事堂
位置
レバプ州の位置の位置図
レバプ州の位置
行政
トルクメニスタンの旗 トルクメニスタン
 州都 テュルクメナバート
  レバプ州
地理
面積  
   93,730[1] km2
人口
人口 (2022年現在)
   1,447,298人
    人口密度   15.4人/km2
  備考 [1]
その他
等時帯 TMT (UTC+5)
ISO 3166-2 TM-L

レバプ州(レバプしゅう、トルクメン語: Lebap welaýaty)は、トルクメニスタンを構成する(ベラヤト)の一つ。州都はテュルクメナバート[2]。 州の境目は東にアフガニスタン 、 北にウズベキスタンに接している。州の面積は93,730平方キロメートル、および人口は約145万人(2022年国勢調査)である[1]

概要

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レバプという名前の由来はペルシャ語で「川辺」を意味し、アムダリア川の中腹部に面している。トルクメニスタンで最も高い山があり、アイリーババ山(3137メートル)がある。州域はギジルガム砂漠の西端に位置しており、東側をアムダリヤ川が流れている。アムダリヤ川の豊富な水資源のおかげで、ソ連時代は世界で最高品質の綿や小麦を生産していた。しかしながら、ソ連崩壊後無計画な灌漑によりアムダリヤ川の水位が低下、砂漠化が進んでいる。

州域は豊富な鉱物資源、地下資源に恵まれており、天然ガスが豊富に埋蔵されている。中国へ向けたガスパイプライン約600kmを中国資本にて開通させ、安定供給している。この資金がトルクメニスタンの経済を支えている。このほかにも、ロシア、イランへも天然ガスを輸出している。

地区

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レバプ地域は15地区(Etraplar、単形Etrap)に分割され、これに加えて3都市(Il)が行政区分となっている。1995年から名称変更は括弧内に表示する。

  • 地区
  1. ケルキ地区(1999年-2017年まではアタムラート地区)
  2. ベイークトルクメンバシ地区(旧ドストリク地区)
  3. ビラタ地区(旧ダーガナタ地区)
  4. ドゥレットリー地区(2007年8月新設)
  5. ファラプ地区
  6. ガルキニス地区(旧ダニュー地区)
  7. ガラベケブール地区
  8. ガラシジリク地区(旧ボイニュズン地区)
  9. ハラク地区
  10. ホジャンバズ地区
  11. コイテンダーグ地区(旧カルサニ地区)
  12. サーカル地区
  13. サヤト地区
  14. セルダラバート地区(旧テュルクメナバート/カージュー地区)
  15. セイディ地区
  • 都市
  1. マグダニリー市(旧ゴウルダーク)
  2. セイディ市
  3. テュルクメナバート市(旧カージュー)

関連項目

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脚注

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  1. ^ a b c TURKMENISTAN”. Citypopulation (2023年8月12日). 2023年9月11日閲覧。
  2. ^ Provinces of Turkmenistan”. Statoids (2015年6月30日). 2023年9月11日閲覧。