コンテンツにスキップ

ルボキシスタウリン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ルボキシスタウリン
IUPAC命名法による物質名
識別
CAS番号
169939-94-0
ATCコード none
PubChem CID: 153999
ChemSpider 135727
UNII 721809WQCP
ChEMBL CHEMBL91829
化学的データ
化学式C28H28N4O3
分子量468.546 g/mol
テンプレートを表示

ルボキシスタウリン (ruboxistaurin) は、糖尿病性周辺網膜症に対する治療薬として開発中の化合物である。商品名はArxxant(アークサント)となることが提案されている。イーライリリー・アンド・カンパニーによって現在開発されている。開発コードのLY333531としても知られている。

2006年2月、リリーはルボキシスタウリンの新薬申請を提出し、2006年8月18日にアメリカ食品医薬品局から認可のレターを受け取ったが[1]、完了に5年を要する追加の臨床試験を求められた[2]

作用機序

[編集]

ルボキシスタウリンはプロテインキナーゼCβの阻害剤である[3]

出典

[編集]
  1. ^ Drugs.com, Eli Lilly and Company Announces Approvable Letter Issued by FDA for Arxxant”. 2008年2月15日閲覧。
  2. ^ Drugs.com, Lilly Announces FDA Requirement of Additional Clinical Trial Before Ruboxistaurin Could Be Approved for Treatment of Diabetic Retinopathy”. 2008年2月15日閲覧。
  3. ^ Clarke M, Dodson PM (December 2007). “PKC inhibition and diabetic microvascular complications”. Best Pract Res Clin Endocrinol Metab 21 (4): 573–86. doi:10.1016/j.beem.2007.09.007. PMID 18054736. 

外部リンク

[編集]