ライシャ・ミシェル・オセゲラ・ゴンザレス
ライシャ・ミシェル・オセゲラ・ゴンザレス Laisha Michelle Oseguera González | |
|---|---|
| 生誕 |
ライシャ・ミシェル・オセゲラ・ゴンザレス 2001年4月4日 (22歳)  メキシコミチョアカン州 |
| 現況 | 活動中 |
| 国籍 |
メキシコ |
| 民族 | メキシコ人 |
| 団体 | ハリスコ新世代カルテル |
| 肩書き | 幹部 |
| 犯罪者現況 | 活動中 |
| 親 |
父親:ネメシオ・オセゲラ・セルバンテス 母親:ロザリンダ・ゴンサレス・バレンシア |
ライシャ・ミシェル・オセゲラ・ゴンザレス (スペイン語: Laisha Michelle Oseguera González、2001年4月4日 - ) は、メキシコ合衆国ハリスコ州に基板を置く麻薬カルテルであるハリスコ新世代カルテルの幹部であり、ハリスコ新世代カルテルの創設者であり現在のリーダーとされているネメシオ・オセゲラ・セルバンテスの娘。
経歴[編集]
ライシャは2001年4月4日にメキシコにて生まれたとされているが、ライシャに関する情報はほとんど明らかにされていない[1]。アメリカとメキシコ当局によると、ライシャの父親はハリスコ新世代カルテルのリーダーでありエル・メンチョの通称で知られているネメシオ・オセゲラ・セルバンテスであり、母親は財政責任者のロザリンダ・ゴンサレス・バレンシア。兄はエル・メンシートの通称を持つルベン・オセゲラ・ゴンサレスで、姉はラ・ネグラの通称を持つジェシカ・ジョハンナ・オセゲラ・ゴンザレス[1]。ライシャには「ルベンシト」、「ロホ」、「ルソ」、「ジュニア」、「エルニーニョ」などのあだ名がある兄や姉とは異なり、知られたあだ名はつけられていない。アメリカ当局はライシャがCJNGの犯罪ネットワークの一員であるかどうかも不明であるが、ハリスコ新世代カルテルの性質的に「家族経営」であることを考えると、その可能性は非常に高いと判断している[1]。
メキシコ海軍からの情報によると、ライシャ・ミシェル・オセゲラ・ゴンサレスのボーイフレンドはクリスチャン・フェルナンド・グティエレス・オチョアとの情報があり、クリスチャン・フェルナンド・グティエレス・オチョアの父親はホセ・ルイス・グティエレス・バレンシアで、彼はシナロア・カルテルのメンバーであったが、その後にハリスコ新世代カルテルに加入しメンバーとなっていたが、 2016年に亡くなった[2]。
2021年11月15日の海軍兵士拉致事件[編集]
2021年11月15日にメキシコ国防省は、エル・メンチョことネメシオ・オセゲラ・セルバンテスの元妻で、ライシャの母親にあたるロザリンダ・ゴンサレス・バレンシアをハリスコ州サポパンで拘束したと発表した。母親のロザリンダ・ゴンサレス・バレンシアが拘束された直後にサポパンでメキシコ海軍の兵士2人が拉致される事件が発生した。メキシコ当局はこの誘拐事件にライシャ・ミシェル・オセゲラ・ゴンサレスとボーイフレンドであるクリスチャン・フェルナンド・グティエレス・オチョアの命令によるものとされ、ハリスコ新世代カルテルが犯行に関わっているとされるが、この仮説はのちに当局によって否定された。また、拉致されたメキシコ海軍兵士も生きて発見されている[3]。
脚注[編集]
出典[編集]
- ^ a b c “Laisha Michelle Oseguera Gonzalez, daughter of El Mencho” (英語). Mexicanist (2021年11月19日). 2023年12月10日閲覧。
- ^ “Quién es el supuesto yerno del “Mencho” ligado a la desaparición de marinos en Zapopan” (スペイン語). infobae (2021年11月17日). 2023年12月10日閲覧。
- ^ “Laisha Michelle, hija de “El Mencho”, detrás de plagio de 2 marinos, aseguran” (スペイン語). lasillarota.com (2021年11月17日). 2023年12月10日閲覧。