ヤコブ・ネッベ

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「Künstlerkolonie Ekensund」の人物、右端の人物がヤコブ・ネッベ[1]

ヤコブ・ネッベ(Jacob Nöbbe、1850年10月4日 - 1919年3月31日)はドイツの画家である。

略歴[編集]

シュレスヴィヒ=ホルシュタイン州フレンスブルクに生まれた。父親は絵描き職人(master painter)で1867年から1870年まで父親のもとで見習いをした。デュッセルドルフ美術アカデミーで学んだ後、ドレスデン美術学校で、ルートヴィヒ・リヒターやユリウス・ヒュープナーに学んだ。1年ほど肖像画家として働いた後、ベルリン美術アカデミーでも学んだ。ここで、画家のハインリヒ・ペーターゼン=アンゲルンやキュビールシュキー(Erich Kubierschky)と友人となり、彼らと1882年に故郷に近い、南デンマークのイーヤンソン教区(Egernsund Sogn)にヴィルヘルム・ドレーゼンが中心となって作られた「Künstlerkolonie Ekensund」(エーケンズント芸術家村)のメンバーとなった。

美術教師としてエーケンズントで教えた。教えた画家にはデンマークの北シュレースヴィヒ地方出身のエミール・ノルデやフレンスブルクに生まれのアレクサンダー・エッケナーらがいる。

作品[編集]

脚注[編集]

参考文献[編集]