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メキシコゴファーガメ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
メキシコゴファーガメ
保全状況評価
CRITICALLY ENDANGERED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: カメ目 Testudines
亜目 : 潜頸亜目 Cryptodira
上科 : リクガメ上科 Testudinoidea
: リクガメ科 Testudinidae
亜科 : ゴファーガメ亜科 Xerobatinae
: ゴファーガメ属 Gopherus
: メキシコゴファーガメ
G. flavomarginatus
学名
Gopherus flavomarginatus
Legler, 1959
和名
メキシコゴファーガメ
英名
Bolson tortoise

メキシコゴファーガメ学名Gopherus flavomarginatus)は、リクガメ科ゴファーガメ属に分類されるカメ

分布

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メキシコ北部固有種

形態

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最大甲長40cmとゴファーガメ属最大種。背甲はやや扁平で、上から見ると幅広い楕円形。背甲の甲板は成長輪がやや明瞭。後部縁甲板は弱く鋸状に尖る。背甲や腹甲の色彩は黄色や黄褐色で、孵化直後からある甲板(初生甲板)周辺は黒や暗褐色。

前肢の第1指の爪から第3指の爪までの間隔は、後肢の第1趾の爪から第3趾の爪までの間隔と等しい。頭部や四肢、尾の色彩は黄色や褐色。

生態

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基底が砂の砂漠草原などに生息する。最大で長さ1,000cm、深さ150-250cmの深い穴を掘り生活する。年間を通して複数の巣穴を使用する。乾季や冬季になると深い巣穴の中で休眠する。

食性は植物食で、、木のなどを食べる。

繁殖形態は卵生。1回に5-6個の卵を年に1-2回に分けて産む。

人間との関係

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開発や放牧による生息地の破壊、ペット用の採集(密猟)などにより生息数が減少している。生息地では法的に保護の対象とされている。

参考文献

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  • 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『レッド・データ・アニマルズ3 中央・南アメリカ』、講談社2001年、281頁。
  • 安川雄一郎 「ペットとしてのリクガメの飼育と分類」『エクストラ・クリーパー』No.3、誠文堂新光社2008年、66、71頁。

関連項目

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外部リンク

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