マイズーラ

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マイズーラMAIZURAH HAMZAH)は、シンガポール歌手女優。1990年代前半に日本でも活動した。

来歴[編集]

17歳の時に、コンテスト出場がきっかけで芸能事務所と契約。1989年にマレー語のアルバムでデビューする。1991年に初の英語アルバム『MAIZURAH』(日本未発売)をリリース。収録曲の「WRONG GIRL」が東南アジアや韓国[1]でヒットする。同年に日本でも活動を開始し、1992年には2枚目の英語アルバム『BE GOOD TO ME』をリリース。タイトル曲は本人出演のCMソングに起用された。日本では1995年まで活動[2]。以降は東南アジアを拠点に女優として映画やテレビに出演する。

私生活ではパイロットの男性と結婚。4児の母親である。近年ではディズニー映画をマレー語に訳すプロジェクトに参加し、アラジンのヒロイン、ジャスミンの声優を担当したり、楽曲をマレー語で歌っている。現在の活動状況は本人のフェイスブックで確認することができる。

ディスコグラフィ[編集]

(日本で発売された作品のみ)

シングル[編集]

  • ウィ・キャン・メイク・イット We can make it (1991年7月21日) PCDY-00088
  • ビー・グッド・トゥ・ミー Be good to me (1991年12月15日) PCDY-00093
  • シンプリー・ユー&ミー Simply you & me (1992年10月21日) PCDY-00108
  • 恋ってそんなもの That's the way love is (1994年7月21日) PCDY-00124

アルバム[編集]

  • ビー・グッド・トゥ・ミー Be good to me (1992年1月21日) PCCY-00287
  • 恋ってそんなもの That's the way love is (1994年7月21日) PCCY-00554
    • ワークシャイのプロデューサーであるグレン・スキナーがプロデュース。
    • 日本盤のみボーナストラックとして「シンプリー・ユー&ミー」が収録されている。

参加アルバム[編集]

脚注[編集]

  1. ^ ハングルでは「마이주라」と表記する
  2. ^ 同年に『プ』という日本映画に出演している。

外部リンク[編集]