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響の都

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響の都(きょうのみやこ、英語: KYOTO OPERA FESTIVAL)は、京都市2013年から開催されているオペラ公演。1回目と2回目は「オペラの祭典」、3回目は「オペラフェスティバル」という副題が付いている。また、2014年以降はこの催し(およびそれに類いするコンサート)を主催する一般財団法人の名称(響の都 オペラの祭典)ともなっている。

概要

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2013年10月21日、京都市役所で、京都市長門川大作ボローニャ市立歌劇場のフランチェスコ・エルナーニ総裁らが記者会見をおこない、オペラの公演を実施することを発表した[1]

発表に従い、同年10月23日に清水寺の「清水の舞台」を客席とする形で、ボローニャ市立歌劇場と日本芸術振興協会が制作したオペラ2作品を吉田裕史の指揮で上演した[1][2]。鑑賞者は招待および公募で選ばれた200人であった[1][2]

第1回公演は、(横浜みなとみらいホールで別日程で開催された同一公演とともに)平成25年度文化庁国際芸術交流支援事業へ音楽部門の共同制作公演として採択された[3][4]

主催者の日本芸術振興協会と京都平安振興財団は2014年以降も継続する意向を示し[1]、2014年9月に第2回として二条城で『蝶々夫人』の公演が2日間おこなわれた[5][6][7]

2015年は9月13日に京都国立博物館の特設ステージで吉田裕史の指揮により『道化師』が上演された[8][9]。2015年の上演では主催者が「2015日伊オペラ国際共同制作実行委員会」(さわかみオペラ芸術振興財団)となり、過去2回の主催者であった日本芸術振興協会や京都平安振興財団ではなくなっている[8]。また、過去2回と異なり、京都市長の共同記者会見で取り上げられなかった[10]

2016年は9月23日にホテルグランビア京都で「ボローニャ歌劇場フィルハーモニー特別演奏会 イタリアンオペラ・ガラ・ナイト」を一般財団法人「響の都 オペラの祭典」が主催したが、公演自体には「響の都」という名称は使用されていない。

名前の由来

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プロジェクト名は、意見を集めた際に「響く」という言葉や「京都」という言葉が多く、二つの言葉を融合して命名された[11]

脚注

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  1. ^ a b c d 京の名所をオペラ座に 23日夜、清水寺で2作品上演 - 京都新聞2013年10月21日、2014年5月16日閲覧
  2. ^ a b 世界遺産・国宝清水寺本堂 〔清水の舞台〕で 初のオペラ公演 ~ 公演の取材ご案内 ~ - 京都市広報文(PDF文書)
  3. ^ H25年度国際芸術交流支援事業採択団体一覧” (PDF). 国際芸術交流支援事業. 文化庁. 2014年5月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月23日閲覧。
  4. ^ ボローニャ歌劇場創立250周年記念公演”. 日本芸術振興協会. 2014年5月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月23日閲覧。
  5. ^ お知らせ&インフォメーション”. 響の都'オペラの祭典. 2015年5月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月23日閲覧。
  6. ^ '響の都’オペラの祭典 世界遺産-二条城 二ノ丸御殿中庭での初オペラ公演 - 京都市役所(2014年9月15日)
  7. ^ “二条城でオペラ「蝶々夫人」公演/伊ボローニャ歌劇場”. 四国新聞. (2014年9月19日). https://www.shikoku-np.co.jp/national/culture_entertainment/20140919000536 2016年6月26日閲覧。 
  8. ^ a b 平成知新館開館1周年記念「響の都オペラフェスティバル 2015日伊共同制作オペラ『道化師』」のお知らせ 2015年9月13日(日) - 京都国立博物館
  9. ^ 2015年9月13日 オペラ『道化師』於京都国立博物館 - さわかみオペラ芸術振興財団
  10. ^ 市長記者会見(2015年度一覧) - 京都市役所
  11. ^ 日伊共同制作オペラ 記者会見 - 京都市役所(2013年10月21日)

外部リンク

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