ペトラ・エルカー
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ペトラ・エルカー Petra Oelker | |
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誕生 |
1947年 連合国軍占領下のドイツ、ハンブルク |
職業 | 小説家 |
言語 | ドイツ語 |
活動期間 | 1997年 - |
ジャンル | 推理小説 |
デビュー作 | 『税関での死』(未訳) |
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ペトラ・エルカー(Petra Oelker、1947年 - )は、ドイツの小説家、推理作家。女性。ハンブルク生まれ。
略歴
[編集]大学で法学と社会教育学を学んだのち、新聞記者および女性誌の編集者を経てフリージャーナリストとなる。1997年、18世紀のハンブルクを舞台とする歴史ミステリ小説『税関での死』(Tod am Zollhaus, 日本語訳未刊)で小説家デビュー。以降、これを第1作とする歴史ミステリシリーズを次々と刊行し、どれもベストセラーになった。
ほかに、2001年発表の『僧院の森』(Der Klosterwald, 日本語訳未刊)など、現代を舞台にした長編ミステリも発表している。日本では雑誌記者レオ・ペーハイム・シリーズの第1作『ある貴婦人の肖像』(Das Bild der alten Dame、1999年)が翻訳出版されている。
日本語訳作品
[編集]単著
- ある貴婦人の肖像 (訳:小津薫、2002年10月、扶桑社 扶桑社ミステリー、ISBN 4594036821)(Das Bild der alten Dame, 1999)
連作小説集
- 皇帝の剣 (訳:小津薫、2004年1月、扶桑社 扶桑社ミステリー、ISBN 4594044158)(Der Dolch des Kaisers, 1999)
- 11人のミステリ作家・歴史小説家が参加した連作小説集。ペトラ・エルカーは「第八話 風変わりな嫁入り道具が、湿原の島で不気味な効果を発揮した話」を担当。
- ほかの執筆陣はローベルト・ゴルディアン、ヨハンネス・レーマン、ハンス・クナイフル、トーマス・R・P・ミールケ、ホルスト・ボゼツキー、クリスティーネ・レーマン、アネッテ・デブリッヒ(Annette Döbrich)、ジークフリート・オーバーマイヤー、シャルロッテ・リンク、ヴァージニア・ドイル(Virginia Doyle)。
参考文献
[編集]- ペトラ・エルカー『ある貴婦人の肖像』(2002年10月、扶桑社) 訳者あとがき(小津薫) - 未訳作品の日本語タイトルはこれに従った。