ベスト・アンド・ブライテスト

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ベスト・アンド・ブライテスト(the Best and the Brightest)は、「最良の、最も聡明な人々」を意味し、1960年代アメリカ合衆国ケネディとそれを継いだジョンソン政権において安全保障政策を担当した閣僚および大統領補佐官たちを指す。

訳書[編集]

1972年、ニューヨーク・タイムズの記者デイヴィッド・ハルバースタムにより、同名の原著が出版された。ベトナム戦争を始めたケネディ政権と、それを継いだジョンソン政権において国防長官を務めたロバート・マクナマラを中心とした「最良の、最も聡明なはずの人々」が、いかにして政策を過ち、アメリカ合衆国をベトナム戦争の泥沼に引きずりこんでいったのか、ホワイトハウスの内情を克明に描いたドキュメンタリーである。

  • 『ベスト&ブライテスト』 浅野輔訳。サイマル出版会〈1・2・3〉、1976年(新版1983年)。朝日新聞社朝日文庫 上・中・下〉、1999年。二玄社〈上・中・下〉、2009年。
     副題に「栄光と興奮に憑かれて」、「ベトナムに沈む星条旗」、「アメリカが目覚めた日」
     

以下に同書中で取り上げられた人物をあげる。

大統領[編集]

閣僚[編集]

国務長官(1961-69)
前職ロックフェラー財団理事長
国防長官(1961-68)
前職フォード自動車社長
司法長官(1961-64)
前職弁護士

大統領補佐官など[編集]

大統領補佐官(国家安全保障担当、1961-66)
前職ハーヴァード大学教授(行政学)
国務次官補東アジア担当、1964-69)
前職CIA分析担当官、
大統領次席補佐官(国家安全保障担当、1961-66)
大統領補佐官(国家安全保障担当、1966-69)
前職マサチューセッツ工科大学教授(経済学
国務次官(経済問題担当、1961-66)
前職ヨーロッパ経済共同体法律顧問
駐インド大使(1961-63)
前職ハーヴァード大学教授(経済学)
国務次官(1966-69)
前職シカゴ大学教授(法律学)、司法次官/同副長官(1961-65)

軍部[編集]

統合参謀本部議長(1962-64)、駐南ベトナム大使(1964-65)、国外情報諮問委員会委員長(1965-69)
前職陸軍参謀総長(1956-59)