プルミエール 私たちの出産

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プルミエール 私たちの出産
Le Premier Cri
監督 ジル・ド・メストル
脚本 Marie-Claire Javoy
音楽 アルマンド・アマール
配給 クロックワークス
公開 フランスの旗 2007年10月31日
日本の旗 2008年4月19日
上映時間 98分
製作国 フランスの旗 フランス
言語 フランス語
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プルミエール 私たちの出産』(プルミエール わたしたちのしゅっさん、原題:Le Premier Cri)は、2007年フランスドキュメンタリー映画。

概要[編集]

文化・人種・環境が全く異なる10カ国の出産事情を監督ジル・ド・メストルが追った、ドキュメンタリー作品。出産を皆既日食と結びつけ、神秘的なものとして扱っている。ディズニー・ネイチャー・プロダクションの第1回作品。キャッチコピーはあなたのために生きていく

2007年、セザール賞最優秀ドキュメンタリー賞にノミネートされた。

日本ではPG-12指定

監督のメストルは男性で、自国フランスで出産を扱ったドキュメンタリーのテレビ番組を担当したことから出産に興味を持ち、今回の映画の製作に至ったという。

内容[編集]

アメリカ:ヴァネッサ(32歳)
医療機関に頼らず、自宅での自然分娩を選択。
タンザニア:ココヤ(約40歳)
マサイ族の女性の出産を初映像化。
日本:由起子(31歳)
愛知県岡崎市にある吉村医院で昔ながらの生活をしながらの出産。
ベトナム:ツーズー病院
1日に120人以上が生まれる、世界最大の産院に密着。
フランス:サンディ(28歳)
臨月まで舞台に立ち続けたダンサー。
ロシアシベリア:エリザベート(21歳)
マイナス50度の極寒の環境での出産。
メキシコ:ガビー(30歳)&ピラー(32歳)
イルカと共に水中分娩に挑む。
ブラジル:マシュトンリ(21歳)
アマゾン川流域に住む先住民族カポヤ族の出産。
ニジェール:マニ(25歳)
トゥアレグ族の砂漠での出産。
インド:スニータ(35歳)
極貧生活の中での出産。