ビットチャーG

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ビットチャーGトミー(現タカラトミー)から発売されていた小型ラジコンカー。関連商品として、ビットレーサーがある。

概要[編集]

2001年7月14日に発売。マイクロビーと呼ばれる超小型モーターを使用した、全長60mmの小型ラジコンカー。 コントローラー側面にマシンをセットする充電端子があり、45秒の充電で2分間走行することができる。 周波数は27MHz、35MHz、45MHz、57MHzの4種類があり、ボディは自由に付け替えることができる。コントローラーのアンテナは巻き取り式。

2003年6月には、グレードアップした「スーパービットチャーG」が発売された。 同時走行台数が4台から6台になった。また、アンテナが伸縮式に変更された。 ボディ、シャーシ、コントローラーが変更されているため、ビットチャーGとの互換性は無い。

2004年12月にエアロアールシーが発売された後は、新製品が発売されなくなり終息した。

ラインナップ[編集]

基本セット[編集]

セット内容:車、コントローラー、モーター(別記してあるものを除く)

ビットレーサー/ビットチャージー共通ボディセット[編集]

セット内容:塗装済みボディ、クリアボディ、セッティングツール、ビットレーサー搭載用アシストパーツ

  • ホンダ S2000(レッド)
  • 日産 スカイラインGT-R(R34・ブラック)
  • マツダ RX-7(FD3S・ブルー)
  • トヨタ セリカ(レッド)
  • 日産 グロリア(グリーン)
  • ホンダ アコードワゴン(シルバー)

モーター[編集]

ビットレーサー用モーターも使用できるが、ピニオンギアは異なる(ビットチャージー用は黒色6枚歯、ビットレーサー用は白色7枚歯)。

  • ビットチャーG用
    • GS-02 マイクロビー 1.0 - 操作性重視の低速モーター
    • GS-06 マイクロビー 1.6
    • GS-01 マイクロビー 2.2
    • GS-05 マイクロビー 2.6 - 最高速重視の高速モーター
  • ビットレーサー用
    • S-04 マイクロビー 2.2
    • S-05 マイクロビー 2.6
    • S-10 マイクロビー 3.0

その他[編集]

  • GC-01 コーナーガイドレール
  • GC-02 テーブルトップパイロン
  • S-02 タイヤ(3種類) - ビットレーサー用
  • CA-02 デジタルラップカウンター - ビットレーサー用

スーパービットチャーG プルバックコレクション[編集]

スーパービットチャーGと交換可能なボディを持ったプルバックゼンマイシリーズ。380~480円で発売された。

  • GP-01 スカイラインR34GT-R
  • GP-02 スカイラインR32GT-R
  • G=-03 スカイライン2000GT-R
  • GP-04 トヨタスープラ
  • GP-05 スプリンタートレノ
  • GP-06 ホンダNSX-R
  • GP-07 童夢-零
  • GP-08 フェアレディZ
  • GP-09 カウンタックLP500R(黒)
  • GP-10 ポルシェ911GT-2(青)

関連作品[編集]

別冊コロコロコミック誌2000年8月号に漫画「驚速バトル!!ビットレーサーズ超時空伝」が読み切り掲載。作者は難波孝