ビコヴォ空港

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ビコヴォ空港
Аэропорт Быково
解体前の旅客ターミナル
IATA: BKA - ICAO: UUBB
概要
国・地域 ロシアの旗 ロシア
所在地 モスクワ州リャザン
母都市 モスクワ
種類 公共用
標高 132 m
座標 北緯55度37分20秒 東経038度03分50秒 / 北緯55.62222度 東経38.06389度 / 55.62222; 38.06389
滑走路
方向 長さ (m) 表面
10/28 2,210 アスファルト
統計(2007年)
旅客数 15,412人
プレスリリース[1]
リスト
空港の一覧
テンプレートを表示
敷地内で廃棄されている古い航空機

ビコヴォ空港 (ロシア語: Аэропорт Быково) (IATA: BKAICAO: UUBB)はロシア連邦モスクワ州リャザンに位置する空港。2014年現在、定期便は就航していないが、ロシア内務省のヘリコプターなどが運用されている。

管理会社とのリース契約切れのため、2010年10月18日を以て旅客取り扱いが終了し[2]2011年にターミナルの建物が解体された。当時のロシア連邦運輸大臣イーゴリ・レヴィチンによって、今後民間航空の拠点として利用されることはないとされており[3]、今後も旅客定期便が就航する見込みはない。

以前はブラーツクなどのロシア国内線に就航しており、チャーター航空会社のセンターアヴィアが拠点を置いていた。

ビコヴォ空港は航空機修理工場に隣接しており、修理機や修理関連の貨物便が飛来する。この工場ではソロヴィヨーフ D-30エンジンの修理・オーバーホール等が行われる。

歴史[編集]

  • 1933年 - 開設。当初の滑走路は草だった。
  • 1936年 - 定期便就航
  • 第二次世界大戦中 - 長さ1000m、幅80mのレンガ敷きの滑走路に改修される。
  • 1960年 - 長さ1400mのアスファルト舗装の滑走路に改修される。
  • 1975年 - 新旅客ターミナル建設
  • 1979年 - 滑走路の短さゆえに事故が多発したことを受け、滑走路を2200mに延長。
  • 1994年 - 民営化
  • 2009年 - 最後の定期旅客便が運航を終える。
  • 2010年 - 旅客取り扱い終了
  • 2011年 - ターミナル解体

脚注[編集]