バラカ (チーズ)

バラカ（フランス語: Baraka）は、フランスで作られる白かびチーズ^[2]。バラカとは「馬蹄形」を意味し、西欧では縁起がよいとされる^[3]。いつごろからそのようなことが言われ始めたかは明らかではないが^[4]、この単語 (baraka) 自体はアラビア語起源である^[5]。

若干の塩味を残しつつも、全体としてはクリーミーかつマイルドといった味わいである^[2]。白カビ部分はそれなりに辛みを感じる^[3]。

スパークリングワイン、軽めの赤ワイン^[3]、辛口の白ワイン^[2]と相性がよいとされる。バゲットやレーズンパンと合わせるのもよい^[2]。白い外見を生かして、ドライフルーツやナッツを散らしてケーキに見立てて供するのもあり^[3]。

脚注[編集]

^ 以下「基本情報」欄は、特記の無い限り下記文献 (本間 2012) による。
^ ^a ^b ^c ^d ^e 本間るみ子著、主婦の友社編『チーズの選び方楽しみ方』株式会社主婦の友社、2012年、41頁。ISBN 978-4-07-285215-6。
^ ^a ^b ^c ^d ^e 犬田ゆり (2014年). “バラカ”. 世界のチーズ事典. サントリー. 2021年2月5日閲覧。
^ “C.P.A. （チーズ総選挙！2020）”. チーズプロフェッショナル協会 (2020年6月25日). 2021年2月5日閲覧。
^ 『ディコ仏和辞典』 ISBN 4-560-00038-7。当該項目参照。