ハインリヒ・フィンク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

ハインリヒ・フィンクドイツ語: Heinrich Finck, 1444年あるいは1445年 - 1527年6月9日)は、ドイツルネサンス音楽作曲家

概要[編集]

おそらくバンベルク出身だが、生年については確かなことは分かっていない。1492年から1506年までワルシャワポーランド王国宮廷楽団員を務め、後には楽長まで昇進した。1510年から1519年までシュトゥットガルト宮廷楽長を務めた。それ以降はあまりよく分かっていなかったため、おそらく1519年に他界したのだろうと考えられていたが、現在では1527年ウィーンで死去したと判明している。

作品[編集]

作品のほとんどは重唱などの声楽曲だが、該博な専門知識を披露している。ドイツ音楽初期の巨匠の中で高い地位を保っている。フィンクの作品は古今のさまざまな曲集に載せられてきた。ツヴィッカウ図書館は、16世紀半ばに出版された、フィンクの55の歌曲を含んだ大規模な曲集を所蔵している。

教会音楽[編集]

  • 『祝福されし聖母のミサ』(Missa de Beata Virgine)
  • 『われらに生まれたまいし御子』(Puer natus est nobis)
  • 讃歌『聖なる命』(Imnus Vita sanctor)
  • 讃歌『来たれ異教徒の救い主よ』(Imnus Veni Redemptor gentium)
  • 『キリストは起ち上がりたもう』(Christ ist erstanden)
  • 『神の御名によりわれら行く』(In Gottes Namen faren wir)
  • 『かくも聖なる日』(Als heilig ist der Tag)

リート[編集]

  • 『ああ愛らしき心』(Ach herzigs Herz)
  • 『おお美しい女』(O schönes Weib)
  • 『鐘は鳴る、ギンゴン』(Kling klang-Les cloches de Spire)
  • 『ある朝私は起きて』(Ich stund an einem morgen)
  • 『私は美しい茶色の髪の娘を知っている』(Ich weiss mir ein feins brauns meydelin)
  • 『膨れ面のグライナーよ、気に入りましたか』(Greiner, zanner, wie gefelt dir das)
  • 『ルーデルとヘンゼル』(Der Ludel und der Hensel)

参考文献[編集]