ニューヨーク州行政官邸

ニューヨーク州行政官邸
アメリカ合衆国国家歴史登録財
East facade in 2011
所在地	138 Eagle Street Albany, New York
座標	北緯42度38分48秒 西経73度45分41秒
面積	9.9エーカー (4.0 ha)
建設	1856
建築様式	Queen Anne (previously Italianate)
NRHP登録番号	71000518
NRHP指定日	February 18, 1971

ニューヨーク州行政官邸 (英語:New York State Executive Mansion)は、 ニューヨーク州知事の公邸である。ニューヨーク州オールバニのイーグルストリート138番地に位置し、1875年以来、知事とその家族が住んでいる。

歴史

この建物は1856年に銀行家トーマス・オルコットのイタリア風の個人宅として建てられた。1860年代に、この邸宅は2代目の所有者ロバート・L・ジョンソンによって大幅に改築されました。サミュエル・ティルデンは1875年にこの家を借りて初めてこの家に住んだ知事となり、2年後に州が購入した。

1961年の火災後、アップタウンに近代的な邸宅を建てるか購入する可能性が検討されたが、ネルソン・ロックフェラー知事が修復に尽力し、邸宅を国家歴史登録財に指定することに尽力した。1980年代初頭、邸宅の修復を調整するためにエグゼクティブ・マンション保存協会が設立された。かつては州立刑務所の受刑者が邸宅に勤務していた。

長年にわたり、さまざまな知事が邸宅を改築してきました。たとえば、セオドア・ルーズベルトは、滞在中に体育館を建設した。フランクリン・D・ルーズベルトは、1932年にプールを設置しました。その後、建物が温室に改造されたときに埋め立てられましたが、マリオ・クオモは在任中にプールを修復しました。アル・スミスは動物園を建設し、ネルソン・ロックフェラーは邸宅にテニスコートを増築しました。ジョージ・パタキ知事まで、29人の知事が連続してこの建物をほぼフルタイムで使用していた。[5]

元知事アンドリュー・クオモ（以前は元パートナーのサンドラ・リーとともにニューヨーク州ニューキャッスルのリリーポンド邸宅を主な住居としていた）は、 2019年秋からこの邸宅に住み始めた。COVID-19パンデミックの間、彼の3人の娘はこの邸宅で隔離されていた。キャシー・ホークル知事と夫のウィリアム・ホークルは現在、娘のケイトリンとそのパートナーとともにこの邸宅に住んでいる。

グリーン認証　

2009年4月にデイビッド・パターソン知事の妻ミシェル・ペイジ・パターソンは、建物と敷地の運営と維持管理を「グリーン化」する努力の結果、邸宅が米国グリーンビルディング協会からエネルギーと環境デザインにおけるリーダーシップ（LEED）のゴールド認証を取得したと発表した。この邸宅は、LEED-EB（既存建物向け）評価システムを使用してゴールドステータスを獲得した国内初の知事公邸である。このプロジェクトはほぼ2年を要し、前ファーストレディのシルダ・ウォール・スピッツァーによって開始された。

ツアー

エグゼクティブ マンションの無料ガイドツアーは、9月から6月までの毎週木曜日の午後12時、午後1時、午後2時に予約制で実施される。学校団体向けのツアーも提供されている。

関連項目　

• ニューヨーク州知事