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ニトロフラントイン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ニトロフラントイン
Structural formula of nitrofurantoin
Ball-and-stick model of the nitrofurantoin molecule
IUPAC命名法による物質名
臨床データ
販売名 Macrobid, Macrodantin and others
Drugs.com monograph
MedlinePlus a682291
胎児危険度分類
  • AU: A
  • US: B
法的規制
投与経路 by mouth
薬物動態データ
生物学的利用能40%
代謝liver (75%)
半減期20 minutes
排泄urine and bile
識別
CAS番号
67-20-9 チェック
ATCコード J01XE01 (WHO)
PubChem CID: 6604200
DrugBank DB00698 チェック
ChemSpider 5036498 チェック
UNII 927AH8112L チェック
KEGG D00439  チェック
ChEBI CHEBI:71415 ×
ChEMBL CHEMBL572 チェック
化学的データ
化学式C8H6N4O5
分子量238.16
物理的データ
融点270 - 272 °C (518 - 522 °F) (decomp.)
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ニトロフラントイン(英語: Nitrofurantoin)は、商標名のマクロビッド(英語: Macrobid)で日本国外で販売されている、尿路感染症に用いられる抗生物質である[1]腎盂腎炎には効果的ではない[1]。投与法は経口である[1]

よくある副作用は、吐き気、食欲不振、下痢、頭痛があげられる[1]。稀にしびれ、肺または肝臓に支障をきたす場合がある[1]。腎臓に問題がある患者には投与するべきではない[1]。一般的に、妊娠中の患者への投与は比較的安全とされるが、出産が近い患者への投与はするべきではない[1][2]。ニトリフラントインの効果は、殺菌ではなく細菌の成長を遅らせる作用によるものである[1]

ニトロフラントインが発売され始めたのは、1953年である[3]開発途上国での卸価格は、1投与$0.005~$0.46米ドルである[4]。米国では10日間分で約$60米ドルである[1]

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i Nitrofurantoin”. The American Society of Health-System Pharmacists. 2015年7月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。Aug 1, 2015閲覧。
  2. ^ Prescribing medicines in pregnancy database”. Australian Government (3 March 2014). 8 April 2014時点のオリジナルよりアーカイブ。22 April 2014閲覧。
  3. ^ Blass, Benjamin (2015). Basic Principles of Drug Discovery and Development. Elsevier. p. 511. ISBN 9780124115255. オリジナルの2017-09-08時点におけるアーカイブ。. https://books.google.com/books?id=YTvLAwAAQBAJ&pg=PA511 
  4. ^ Nitrofurantoin”. International Drug Price Indicator Guide. 5 March 2017時点のオリジナルよりアーカイブ。31 August 2015閲覧。

関連項目

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