ニトロフラントイン
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IUPAC命名法による物質名 | |
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臨床データ | |
販売名 | Macrobid, Macrodantin and others |
Drugs.com | monograph |
MedlinePlus | a682291 |
胎児危険度分類 | |
法的規制 | |
投与経路 | by mouth |
薬物動態データ | |
生物学的利用能 | 40% |
代謝 | liver (75%) |
半減期 | 20 minutes |
排泄 | urine and bile |
識別 | |
CAS番号 | 67-20-9 |
ATCコード | J01XE01 (WHO) |
PubChem | CID: 6604200 |
DrugBank | DB00698 |
ChemSpider | 5036498 |
UNII | 927AH8112L |
KEGG | D00439 |
ChEBI | CHEBI:71415 |
ChEMBL | CHEMBL572 |
化学的データ | |
化学式 | C8H6N4O5 |
分子量 | 238.16 |
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物理的データ | |
融点 | 270 - 272 °C (518 - 522 °F) (decomp.) |
ニトロフラントイン(英語: Nitrofurantoin)は、商標名のマクロビッド(英語: Macrobid)で日本国外で販売されている、尿路感染症に用いられる抗生物質である[1]。腎盂腎炎には効果的ではない[1]。投与法は経口である[1]。
よくある副作用は、吐き気、食欲不振、下痢、頭痛があげられる[1]。稀にしびれ、肺または肝臓に支障をきたす場合がある[1]。腎臓に問題がある患者には投与するべきではない[1]。一般的に、妊娠中の患者への投与は比較的安全とされるが、出産が近い患者への投与はするべきではない[1][2]。ニトリフラントインの効果は、殺菌ではなく細菌の成長を遅らせる作用によるものである[1]。
ニトロフラントインが発売され始めたのは、1953年である[3]。開発途上国での卸価格は、1投与$0.005~$0.46米ドルである[4]。米国では10日間分で約$60米ドルである[1]。
出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i “Nitrofurantoin”. The American Society of Health-System Pharmacists. 2015年7月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。Aug 1, 2015閲覧。
- ^ “Prescribing medicines in pregnancy database”. Australian Government (3 March 2014). 8 April 2014時点のオリジナルよりアーカイブ。22 April 2014閲覧。
- ^ Blass, Benjamin (2015). Basic Principles of Drug Discovery and Development. Elsevier. p. 511. ISBN 9780124115255. オリジナルの2017-09-08時点におけるアーカイブ。
- ^ “Nitrofurantoin”. International Drug Price Indicator Guide. 5 March 2017時点のオリジナルよりアーカイブ。31 August 2015閲覧。