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トリメトプリム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トリメトプリム
臨床データ
胎児危険度分類
投与経路 Oral
ATCコード
法的地位
法的地位
薬物動態データ
生体利用率 90–100%
代謝 hepatic
消失半減期 8–10 hours
排泄 renal 50–60%
識別子
CAS登録番号
PubChem
CID
DrugBank
ChemSpider
KEGG
CompTox
Dashboard

(EPA)
ECHA InfoCard 100.010.915 ウィキデータを編集
化学的および物理的データ
化学式 C14H18N4O3
分子量290.32 g/mol g·mol−1
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トリメトプリム: trimethoprim)とは、主に尿路感染症の予防や治療に使用される静菌性抗生物質(正確には合成抗菌薬)の一つ。

作用機序

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トリメトプリムはジヒドロ葉酸レダクターゼを阻害し、テトラヒドロ葉酸を産生させず、DNA合成の補酵素を与えないことで細菌真菌原虫のDNA複製を阻害する。

製剤

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日本ではトリメトプリム単体では、病原微生物の変異による耐性獲得が多いため、厚生労働省に認可をされていない。ST合剤としてしか市販されていない。

関連項目

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