トビイロシワアリ

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トビイロシワアリ 
Tetramorium tsushimae casent0103102 profile 1.jpg
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: ハチ目(膜翅目) Hymenoptera
亜目 : ハチ亜目(細腰亜目) Apocrita
上科 : スズメバチ上科 Vespoidea
: アリ科 Formicidae
亜科 : フタフシアリ亜科 Myrmicinae
: シワアリ属 Tetramorium
: トビイロシワアリ T. tsushimae
学名
Tetramorium tsushimae
Emery, 1925
和名
トビイロシワアリ

トビイロシワアリ (鳶色皺蟻、Tetramorium tsushimae) とは、ハチ目(膜翅目)アリ科シワアリ属に属するアリである。

西南日本では最普通種の一つにあげられる。

形態[編集]

女王アリの背面
女王アリの頭部

働きアリの体長:2.5mm  女王アリの体長:7-8mm

  • 働きアリ女王共に黒褐色で、たまに色の薄い褐色の個体がみられる。

働きアリはクロナガアリに類似する。頭部には縦向きにシワがあり、すべて平行する。 前胸部は横に突き出し、後胸部になるにつれて細くなる。

女王の後胸部にはななめにトゲがある。 女王はオオズアリに似る。

生態[編集]

巣は主に草地に見られ、草本類の根元や石下などに営巣する。西南日本では普通にみられ、多雌性かつ多巣性で巣は数万~数十万の大規模なコロニーになる。巣口はクレーター状に盛り上がる。

雑食性で、蜜類・肉類好んで食べるが、種子も好んで集める。性格は非常におとなしく、生態自体もクロナガアリに似ている。ゴミを片付けたり、引っ越しを行うことは稀。

以前はヨーロッパの近縁種 Tetramorium caespitum と同種とされていたが、女王などの生態は細かく異なることから別種とされた[1]

分布[編集]

北海道本州四国対馬九州屋久島中国極東ロシア[1]

参考文献[編集]