ソルラル

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ソルラル: 설날)とは、韓国における旧正月北朝鮮における陽暦のお正月のことを意味する。

韓国ではソルラルをソル(설)と略したり、クジョン(구정(旧正)=旧正月)と表現したりもする。旧正月の当日を含めて前後3日間が祝日である。旧正月(ソルラル)が秋夕(チュソク=旧暦のお盆)と一緒に韓国で2大祝日に入る。

北朝鮮は太陽暦の1月1日をソルラル(お正月, 설날)と呼びながら記念し、旧正月は単に休憩日とみなし一日休む。 北朝鮮は太陽暦のお正月(ソルラル)を旧正月より重要に記念する。北朝鮮ではソルミョンジョル설명절(설名節))と呼ばれることが多い。

概要[編集]

「ソルラル」という言葉自体は、元旦を意味する韓国語の一般名詞でもある(例えば「日本の元旦」は「日本のソルラル」と表現する)が、特に断りが無い場合は、旧暦における韓国の元旦(旧正月)を意味する。

李氏朝鮮の旧暦は、宗主国だった中国朝が使用していた時憲暦なので、ソルラルの日付と中国の春節(旧正月)の日付は一致する。

朴正煕政権時代は旧正月を廃止しようとしたが、国民の抵抗が強く叶わなかった。旧正月が公休日になったのは、その後の全斗煥政権からである。

日本元旦正月)と同じく、

  • 田舎・実家に帰省する
  • 伝統行事を行う
  • 伝統料理を食べる
  • 伝統遊戯を遊ぶ

といった日として認識・期待されている。秋の秋夕(チュソク)と対になっている。帰省ラッシュ高速国道が渋滞し、公共交通機関も混雑するのが定例となっている。

文化・行事[編集]

ソルラルに特徴的な文化としては、以下の様なものがある[1]

伝統遊戯

脚注・出典[編集]

関連項目[編集]