ゼレノグラード

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モスクワ市の飛地(左上)
9 マイクロディストリクト
16 マイクロディストリクト

ゼレノグラードロシア語: Зеленоград, ゼレノグラート、英語:Zelenograd)はロシアの首都・モスクワの北西郊外にある行政区。人口は22万人。ハイテク企業が集中しているので、ロシアのシリコンバレーと呼ばれている。

歴史[編集]

ゼレノグラードは1958年に、モスクワ市中心部から37キロメートル北西の原野を切り開いて建設された計画都市である。電子工業関係の機関が集中して立地している。モスクワとサンクトペテルブルクを結ぶ幹線道路M10沿いにあり、シェレメーチエヴォ国際空港にも近い。冷戦時代、ここでレーダーなどソ連の重要な技術開発が国家事業として行なわれた。ゼレノグラードの設立にあたっては、ローゼンバーグ事件に関連したアルフレッド・サラント(Alfred Sarant)とジョエル・バー(Joel Barr)のソビエト連邦フルシチョフ政権への説得もあったともいわれている。

田園都市思想の影響を受け、緑豊かな環境となっており、区名は「緑の町」(: Зелёный город, ゼリョンヌイ・ゴーラト)から名づけられた。区内にはハイテク企業が集中しているので、ロシアのシリコンバレーと呼ばれている。アメリカのシリコンバレーはスタンフォード大学とその付随工業区を中心に発展したが、ゼレノグラードはモスクワ国立電子技術学院を基盤として発展した。1991年までは関係者以外は立ち入り禁止の閉鎖都市であったが、その後は外国企業にも解放された。同年、モスクワ市に編入されゼレノグラード区となった。飛び地である。人口は21万5千(2002年調査)。

クリュコヴォの独ソ戦「突撃」記念碑

第2次世界大戦・独ソ戦のモスクワ守備戦の激戦地・クリュコヴォ村Kryukovo District)はゼレノグラード区内にある。

教育機関[編集]

モスクワ国立電子技術学院(MIET)

研究所・企業[編集]

その他[編集]

似たような地名でゼレノグラーツクロシア語: Зеленоградск, 英語:Zelenogradsk)はもとプロイセンドイツ)領でクランツ(Cranz)と呼ばれ、第二次世界大戦中にソ連へ併合されて、現在ロシア連邦の飛び地カリーニングラード州にあり、バルト海に面した有名な保養地である。

参考[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]