セロセーフ

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セロセーフは、融点が70℃(カ氏温度で158°F)の低融点合金で、42.5%のビスマスと37.7%の、11.3%のスズ、8.5%のカドミウムからなる非共晶合金である。熱膨張特性があるため、鎔笵や他のテンプレートの寸法と相関させることができ、鋳物の作成に役立つ。合金は最初の30分間で収縮するため、鎔笵から簡単に取り外すことができる。その後、30分かけて膨張し、その後も既知の速度で200時間膨張し続け、鋳物のサイズは鎔笵と同じサイズに戻る。 [1] [2]

類似の合金[編集]

(℉)

融点 共晶合金か ビスマス

(%)

(%)

スズ

(%)

インジウム

(%)

カドミウム

(%)

タリウム

(%)

ガリウム

(%)

アンチモン

(%)

ローズメタル 98℃

(208℉)

共晶合金ではない 50 25 25 0 0 0 0 0
セロセーフ 74℃

(165℉)

共晶合金ではない 42.5 37.7 11.3 0 8.5 0 0 0
ウッドメタル 70℃

(158℉)

共晶合金である 50 26.7 13.3 0 10 0 0 0
フィールドメタル 62℃

(144℉)

共晶合金である 32.5 0 16.5 51 0 0 o 0
セロロー136英語版 58℃

(136℉)

共晶合金である 49 18 12 21 0 0 0 0
セロロー117 47.2℃

(117℉)

共晶合金である 44.7 22.6 8.3 19.1 5.3 0 0 0
ビスマス-鉛-スズ-カドミウム-インジウム-タリウム合金 41.5℃

(107℉)

共晶合金である 40.3 22.2 10.7 17.7 8.1 1.1 0 0
ガリンスタン -19℃

(-2℉)

共晶合金である <1.5 0 9.5~10.5 21~22 0 0 68~69 <1.5

Template:Low melting point alloys


参考文献[編集]

 

  1. ^ Brownells Cerrosafe® Chamber Casting Alloy”. 2017年9月18日閲覧。
  2. ^ CS Alloys Safe 165, Cerrosafe”. 2017年9月18日閲覧。

外部リンク[編集]