スモーキー・マウンテン

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閉鎖後のスモーキー・マウンテン(2011年)
マニラにおける位置
マニラにおける位置
スモーキー・マウンテン
マニラにおける位置

スモーキー・マウンテン英語: Smokey Mountain)とは、フィリピンマニラ市北方に位置するスラム街のことである。名称の由来は、自然発火したごみの山から燻るが昇るさまから名付けられた。

概要[編集]

かつては海岸線に面した一漁村であったが、1954年に焼却されないゴミの投棄場になった。それ以来からマニラ市内(マニラ首都圏)で出たごみが大量に運び込まれ、ゴミの中から廃品回収を行い僅かな日銭を稼ぐ貧民(スカベンジャー)が住み着き、急速にスラム化した。

1980年代後半頃から、フィリピンの貧困の象徴として扱われるようになった。政府は、国のイメージが損なわれることを理由に閉鎖を決断。住民は、公共住宅をあてがわれ強制退去させられたが、一部の住民はスモーキー・バレーをはじめとする別の処分場周辺に移り住み、従来通りのスカベンジャーとしての生活を続けている。

経緯[編集]

  • 1954年 操業開始
  • 1994年 イメージダウンなどを理由にごみ捨て場の利用が停止
  • 1995年 住民の強制退去・閉鎖

関連項目[編集]

座標: 北緯14度37分56秒 東経120度57分37秒 / 北緯14.63222度 東経120.96028度 / 14.63222; 120.96028

外部リンク[編集]