スモーキー・マウンテン

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閉鎖後のスモーキー・マウンテン(2011年)
マニラにおける位置
マニラにおける位置
スモーキー・マウンテン
マニラにおける位置

スモーキー・マウンテン英語: Smokey Mountain)とは、フィリピンマニラ市北方に位置するスラム街のことである。名称の由来は、自然発火したゴミの山から燻るが昇るさまから名付けられた。

概要[編集]

かつては海岸線に面した一漁村であったが、1954年に焼却されないゴミの投棄場になった。それ以来、マニラ市内(マニラ首都圏)で出たゴミが大量に運び込まれ、その中から廃品回収を行ってわずかな日銭を稼ぐ貧民(スカベンジャー)が住み着き、急速にスラム化した。

1980年代後半頃から、フィリピンの貧困の象徴として扱われるようになった。政府は国のイメージが損なわれることを理由に閉鎖を決断し、住民は公共住宅をあてがわれて強制退去させられたが、一部の住民はパヤタス・ダンプサイト(スモーキー・バレー)をはじめとする別の処分場周辺に移住し、従来通りのスカベンジャーとしての生活を続けている。

経緯[編集]

  • 1954年 - 操業開始
  • 1994年 - イメージダウンなどを理由にごみ捨て場の利用が停止
  • 1995年 - 住民の強制退去・閉鎖

関連映画[編集]

『忘れられた子供たち スカベンジャー』
スモーキーマウンテンの人々を描く1995年のドキュメンタリー映画。監督:四ノ宮浩、撮影:瓜生敏彦、上映時間:100分。
第44回マンハイム国際映画祭 ベストドキュメンタリー賞授賞作品(ドイツ)、エコメディア国際環境映画祭1995 Hoimar von Ditfurth賞授賞作品(ドイツ)、第4回地球環境映像祭 社会環境映像賞授賞作品(日本)、Encontros Internacionais de CINEMA 1996 ベストドキュメンタリー賞(ポルトガル)をそれぞれ受賞。
DVDは2007年10月22日にオフィスフォープロダクションより発売された[1]。102分。

関連書籍[編集]

  • 四ノ宮浩『忘れられた子供たち スカベンジャー』(中央法規出版、1997年3月、ISBN 978-4805815618
    • 『忘れられた子供たち スカベンジャー』の四ノ宮監督が、映画の製作に至る動機、完成までの苦労、さらには登場人物たちの現在の暮らしぶりなどをつづった記録。

出典[編集]

  1. ^ ASIN B000XS5IZG, 忘れられた子供たち スカベンジャー

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

座標: 北緯14度37分56秒 東経120度57分37秒 / 北緯14.63222度 東経120.96028度 / 14.63222; 120.96028