シヴァクマール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
シヴァクマール
Sivakumar
Sivakumar
シヴァクマール(2016年)
本名 パラニスワーミ(Palaniswamy)
生年月日 (1941-10-27) 1941年10月27日(82歳)
出生地 イギリス領インド帝国の旗 イギリス領インド帝国 マドラス管区コインバトール県英語版マダムパッティ(現タミル・ナードゥ州[1]
職業 俳優
活動期間 1965年-2008年
配偶者 ラクシュミー・クマーリー(1974年-現在)
著名な家族 スーリヤ(息子)
カールティ(息子)
ブリンダ・シヴァクマール英語版(娘)
テンプレートを表示

シヴァクマール(Sivakumar、1941年10月27日[2] - )は、インドタミル語映画で活動する俳優。1965年に『Kaakum Karangal』で俳優デビューして以来190本以上の映画に出演し、フィルムフェア賞 南インド映画部門タミル・ナードゥ州映画賞を受賞している。

キャリア[編集]

1965年にS・S・ラージェーンドラン英語版主演の『Kaakum Karangal』で俳優デビューし、この時から「シヴァクマール」の芸名を名乗るようになった[3][4]。代表作には『Saraswathi Sabatham』『Kandhan Karunai』『Thirumal Perumai』『Uyarndha Manithan』『Rosappu Ravikkaikari』『Sindhu Bhairavi』があり、『Rosappu Ravikkaikari』『Vandichakkaram』でフィルムフェア賞 タミル語映画部門主演男優賞英語版を受賞し、2007年にはフィルムフェア賞 南インド映画部門生涯功労賞英語版を受賞している。また、『Avan Aval Adhu』『Agni Sakshi』でタミル・ナードゥ州映画賞 主演男優賞英語版を受賞している。

43年間のキャリアの中でM・G・ラーマチャンドラン英語版シヴァージ・ガネーサンジェミニ・ガネーサン英語版、S・S・ラージェーンドラン、R・ムトゥラーマン英語版A・V・M・ラージャン英語版ジャイシャンカル英語版ラヴィチャンドラン英語版カマル・ハーサンラジニカーントヴィジャヤカーント英語版サティヤラージR・サラトクマール英語版プラブ英語版カールティク英語版モーハンアルジュン・サルジャ英語版アジット・クマールヴィジャイヴィクラムなど3世代の俳優たちと共演し、『Chithi』『Annamalai』などのテレビシリーズにも出演している[5]。2012年には40年以上の俳優キャリアを称えてジャヤTV英語版から生涯功労賞を授与された[6]

私生活[編集]

1974年にラクシュミー・クマーリーと結婚し、2男1女をもうけた。息子のスーリヤカールティは俳優、娘のブリンダ・シヴァクマール英語版プレイバックシンガーとして活動している[7]。スーリヤは2006年に女優のジョーティカー英語版と結婚している[8]

シヴァクマールは熱心なヒンドゥー教徒であり、ムルガンを深く信仰している。俳優引退後はヒンドゥー教についての講演を行っており、スピーチの内容について高い評価を得ている[9][10]。また、両利きでもある[11]

受賞歴[編集]

部門 作品 結果 出典
フィルムフェア賞 南インド映画部門
1977年 タミル語映画部門主演男優賞英語版 『Annakili』 ノミネート
1978年 『Aattukara Alamelu』
1980年 『Aattukara Alamelu』 受賞 [12]
1981年 『Vandichakkaram』 [13]
1983年 『Agni Sakshi』 ノミネート
1986年英語版 『Sindhu Bhairavi』
2008年英語版 生涯功労賞英語版 N/A 受賞 [14]
タミル・ナードゥ州映画賞
1979年 主演男優賞英語版 『Avan aval adhu』 受賞
1982年 『Agni Sakshi』
ヴィジャイ・アワード
2018年英語版 タミル語映画貢献賞英語版 N/A 受賞 [15]
ノルウェー・タミル映画祭賞英語版
2015年 カライチガラム賞 N/A 受賞

出典[編集]

  1. ^ Tamil Cinema news – Tamil Movies – Cinema seithigal”. Maalaimalar. 2014年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月27日閲覧。
  2. ^ Sivakumar not hospitalised” (2012年11月1日). 2013年10月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月27日閲覧。
  3. ^ Raman, Mohan V. (2016年10月25日). “Art of the matter”. The Hindu. オリジナルの2020年8月10日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200810132052/https://www.thehindu.com/society/history-and-culture/Art-of-the-matter/article15747777.ece 2023年11月2日閲覧。 
  4. ^ “சிவகுமாரின் முதல் படம் காக்கும் கரங்கள் [Kaakum Karangal, Sivakumar's first film]” (Tamil). Maalai Malar. (2014年3月7日). オリジナルの2015年10月5日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20151005200416/http://cinema.maalaimalar.com/2014/03/07222204/Cinema-history-Sivakumar-first.html 2023年11月2日閲覧。 
  5. ^ Kollywood noteworthy movie actor Sivakumar achievements”. 2024年3月20日閲覧。
  6. ^ Veteran actor Sivakumar honoured”. 2024年3月20日閲覧。
  7. ^ Now it's Brinda from Actor Sivakumar Family”. 2024年3月20日閲覧。
  8. ^ 5 Most Adorable Father-In-Law & Daughter-In-Law Duos in South Cinema!”. 2024年3月20日閲覧。
  9. ^ Rangarajan, Malathi (2011年4月8日). “Saying it with sincerity”. The Hindu. http://www.thehindu.com/todays-paper/tp-features/tp-fridayreview/saying-it-with-sincerity/article1610080.ece 2016年11月27日閲覧。 
  10. ^ Actor Sivakumar finishes narrating Mahabharatham in just 2 hours and 15 minutes.” (2015年10月27日). 2017年1月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月27日閲覧。
  11. ^ Exclusive biography of #Sivakumar(TamilActor) and on his life”. 2024年3月20日閲覧。
  12. ^ The Times of India Directory and Year Book Including Who's who” (1982年10月14日). 2024年3月20日閲覧。
  13. ^ Collections”. Update Video Publication (1991年10月14日). 2024年3月20日閲覧。
  14. ^ “Actor Sivakumar talks on books”. The Hindu (Chennai, India). (2008年8月31日). オリジナルの2009年6月15日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20090615045313/http://www.hindu.com/2008/08/31/stories/2008083157490200.htm 2010年1月21日閲覧。 
  15. ^ Vijay Awards 2018: Here is the complete list of winners [Photos]”. International Business Times (2018年6月3日). 2024年3月20日閲覧。

外部リンク[編集]