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シンス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

株式会社SYNTH(シンス)は大阪府大阪市北区堂島に本社を置くサービス付レンタルオフィスを経営する企業。2014年に田井秀清により設立。現在、大阪堂島・西梅田・北浜・本町および神戸・京都に直営店を持ち、三重県四日市にて近鉄百貨店とFC契約での店舗も持つ。[1][2]

概要[編集]

代表取締役の田井秀清は、化学品専門商社長瀬産業グループのナガセケムテックス株式会社等を経て、米国W. L. Gore & Associates日本法人人事総務グループ責任者を務めた経歴を持つ。日本マーケティング学会に所属するほか、経営学修士(都市ビジネス)、宅地建物取引士、第一種衛生管理者等を取得している。[3]

代表の田井を中心に大阪市立大学大学院創造都市研究科(現・大阪公立大学大学院都市経営研究科)にて研究を重ねたビジネスモデルにより2014年に株式会社SYNTHを設立。[2] 「働き方をもっと効率的に、もっと創造的に、もっと刺激的に、そしてスタイリッシュに変えていく」をコンセプトに [4] 、来客対応や郵便受け取り、フリードリンクなど各種サービスを含む快適で上質なオフィス環境の提供を行い、利用者のビジネス発展に寄与している。 従来賃貸オフィスの坪単位から、利用する人数単位で利用できる仕組みを構築。また福利厚生メニューを会員向け標準サービスとしたり[5] 、東急不動産や大阪ガスグループと提携して利用可能施設数を都市部に拡充させたり[6]と、賃貸オフィスにはないサービスが特徴。


沿革[編集]

2014年3月-米国W. L. Gore & Associates日本法人人事総務グループ責任者を務めたのち大阪市立大学(現・大阪公立大学)大学院にて研究活動を行っていた田井を中心に、国内外約40ヶ所のオフィスを現地調査後、株式会社SYNTHを設立。[2]

2014年7月-「SYNTHビジネスセンター堂島」を堂島アクシスビル4階(約185坪)にて開業。[2]

2015年11月-堂島アクシスビル3階にて、「SYNTHビジネスセンター堂島」のオフィスエリアを拡張(約190坪)。[2]

2016年3月-中国深圳大学と大阪市立大学主催「日中アントレプレナーシップ教育 ワークショップ」が深圳大学で開催され、弊社代表田井秀清が基調講演を行う。[2]

2016年6月-大阪ガスグループの京都リサーチパーク株式会社と業務提携。SYNTH会員が京都の提携ラウンジスペースを利用可能となる。[2]

2017年8月-東急不動産グループのライフ&ワークデザイン株式会社 ビジネスエアポートと業務提携。SYNTH会員が東京の提携ラウンジスペースを利用可能となる。[2]

2018年10月-グローバル経営学会にて「オフィスイノベーション大賞」を受賞。[2]

2018年11月-株式会社近鉄百貨店が株式会社SYNTHのフランチャイズへ加盟。1号店として近鉄百貨店四日市店7階に「SYNTHビジネスセンター近鉄四日市」をオープン。[2]

2019年9月-大阪市立大学商学部小沢貴史准教授(現・大阪公立大学商学部教授) の担当ゼミと共同研究契約を締結。[2]

2019年11月- 京阪ホールディングス 京阪建物株式会社と業務提携。SYNTH会員が京都の駅前ラウンジスペースを利用可能となる。[2]

2021年4月-リノべる株式会社との共同事業として、アーバンエース北浜ビル1階に「SYNTHビジネスセンター北浜」をオープン。[2]

2021年9月-東急不動産株式会社と共同事業として、ブリーゼタワー1,2階に「SYNTH×Business-Airport 西梅田ブリーゼタワー」を開業。[2]

2022年5月-「BPRレジデンス大阪本町Q」2階にて「SYNTHビジネスセンター サテライト本町」をオープン。[2]

2022年6月- 福岡市運営の「FUKUOKA GROWTH NEXT」をSYNTH会員が利用可能となる。[2]

2023年4月-フューチャーベンチャーキャピタル株式会社が運営していたメッシュ京都を株式会社SYNTHが引き継ぎ、第八長谷ビル2,3階に「SYNTHビジネスセンターメッシュ京都 四条烏丸」をオープン。[2]

2023年8月-サッドラホールディングス株式会社EZOHUB SAPPOROと業務提携。SYNTH会員は札幌の提携ラウンジスペースを利用可能となる。[2]

2023年11月- ブリーゼタワー3階にSYNTH×Business-Airport西梅田ブリーゼタワーのオフィスエリアを増床。同一ビル計約405坪のエリア屈指の大型サービス付レンタルオフィスとなる。[2]

2024年4月- 関電不動産株式会社との共同事業として「WORKING SWITCH ELK × SYNTH KOBE」を、関電不動産開発株式会社保有のクリエイト神戸3階に開業。SYNTHにとって初めての神戸・三宮への出店となる。[2]

主なサービス[編集]

サービス付レンタルオフィス – 1~10名程度で専用利用できる個室の提供。 [7]

ラウンジオフィス – ビジネスラウンジ利用および住所利用・登記が可能。 [8]

コワーキングオフィス – ビジネスラウンジ利用が可能。 [9]

アドレスオンリー – 住所利用・登記が可能。 [10]

ドロップイン – SYNTH×Business-Airport 西梅田ブリーゼタワーにて、非会員の1日単位利用が可能。 [11]

貸会議室 – SYNTHビジネスセンター近鉄四日市にて、 様々なタイプの会議室利用が可能。 [12]

関連項目[編集]

レンタルオフィス

バーチャルオフィス

コワーキング

貸し会議室

外部リンク[編集]

https://synth.co.jp/


脚注[編集]

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12]

  1. ^ a b https://synth.co.jp/ 2024年6月12日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u https://synth.co.jp/company/history/ 2024年6月12日閲覧。
  3. ^ a b https://synth.co.jp/message/ 2024年6月12日閲覧。
  4. ^ a b https://synth.co.jp/concept/ 2024年6月17日閲覧。
  5. ^ a b https://dojima.synth.co.jp/plan/office/ 2024年6月17日閲覧。
  6. ^ a b https://kyoiku-kenkyudb.omu.ac.jp/html/100000440_ja.html 2024年6月17日閲覧。
  7. ^ a b https://synth.co.jp/plan/room/  2024年6月17日閲覧。
  8. ^ a b https://synth.co.jp/plan/virtual/ 2024年6月17日閲覧。
  9. ^ a b https://synth.co.jp/plan/coworking/ 2024年6月17日閲覧。
  10. ^ a b https://synth.co.jp/plan/address_only/ 2024年6月17日閲覧。
  11. ^ a b https://synth.co.jp/lounge/dropin.php 2024年6月17日閲覧。
  12. ^ a b https://kashikaigishitsu.synth.co.jp/ 2024年6月17日閲覧。