シャトレ=レ・アル駅
シャトレ=レ・アル駅 | |
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![]() 駅入口 | |
Châtelet - Les Halles | |
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所在地 |
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所属事業者 | パリ交通公団(RATP) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 4面7線 |
開業年月日 | 1977年12月9日 |
乗入路線 3 路線 | |
所属路線 | ■RER A線 |
◄オーベール (? km) (? km) リヨン► | |
所属路線 | ■RER B線 |
◄パリ北 (? km) (? km) サン=ミッシェル=ノートルダム► | |
所属路線 | ■RER D線 |
◄パリ北 (? km) (? km) リヨン► | |
備考 |
シャトレ駅(1・4・7・11・14号線) レ・アル駅(4号線) |
シャトレ=レ・アル駅(フランス語: Gare de Châtelet - Les Halles)は、フランス・パリの中心部にあるRERの駅。RERのA・B・D線が乗り入れており、イル・ド・フランス地域圏のほぼ全域にアクセスできる。またメトロのシャトレ駅(1・4・7・11・14号線)、レ・アル駅(4号線)と乗り換えが可能である。
歴史
[編集]現在駅のある場所は古くから商業の中心地であり、12世紀には中央市場(レ・アル)の原型が誕生した。第二次世界大戦後、1959年には市場を郊外に移転することが決定し、さらに1960年代にRERの構想が具体化すると、この場所に各線を接続するターミナル駅を建設することになった。1971年に市場はランジスに移転し、跡地で駅とフォーラム・レ・アルの工事が始まった。
1977年12月9日にA線、B線の駅が開業した。またこれに合わせてメトロのレ・アル駅が移設された。フォーラム・デ・アルは1979年に開業している。この時点ではB線は南方向への折り返し駅だったが、1981年12月10日にシャトレ-レ・アル駅 - パリ北駅間が開業し中間駅となった。1987年9月27日にはD線がB線の線路を利用する形で北側から乗り入れた。1995年にはD線のシャトレ-レ・アル - リヨン駅間が開業した。
駅構造
[編集]地下駅であり、地下ショッピングセンターのフォーラム・デ・アルと一体化した構造をしている。地下4階部分にコンコース、地下5階にホームがある。駅施設のすべてが地下にある。駅から地上への直接の出口はなく、メトロの駅構内かフォーラム・デ・アルを通らなければならない。
ホームは南北方向に島式ホーム4面7線がある。中央の1線は両側を2つのホームに挟まれている。ホームは西から順に以下のように使い分けられている。
番線 | 路線 | 行先 |
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1A | ![]() |
リヨン、ボワシー=サン=レジェ、![]() |
1B | ![]() |
サン=ミッシェル=ノートルダム、ロバンソン、サン=レミ=レ=シュヴルーズ方面 |
3 | ![]() |
リヨン、ムラン、マルゼルブ方面 |
Z | 折り返し | |
4 | パリ北、クレイユ方面 | |
2B | ![]() |
パリ北、シャルル・ド・ゴール空港第2TGV、ミトリー=クレイエ方面 |
1A | ![]() |
オーベール、サン=ジェルマン=アン=レー、セルジー・ル・オー、ポワシー方面 |
A線とB線の間では対面乗り換えが可能である。
コンコースの東、西、南の3か所に改札口がある。東の改札口はフォーラム・デ・アルの地下4階と直結している。西の改札はメトロのレ・アル駅と、南の改札はメトロのシャトレ駅との乗り換え口である。
B線とD線の線路は駅の北側で合流しており、パリ北駅まで共通の線路を使用している。
← A線: オーベール駅 B,D線(共用): パリ北駅 |
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→ A線、D線: リヨン駅 B線: サン・ミシェル=ノートルダム駅 |
凡例 出典:[1] 赤: A線、青: B線、緑: D線 |
-
改札口
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A線ホーム
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B線ホーム
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D線ホーム
利用状況
[編集]1日当たりの利用者数は49万3千人、接続するメトロ駅と合わせた利用者数は75万人である[2]。
駅周辺
[編集]ウェストフィールド・フォーラム・デ・アルは中央市場(レ・アル)跡を再開発したもので、ヨーロッパ最大の地下街である。周辺は中世以来のパリの中心部であり、サン・トゥスタシュ教会やイノサンの泉など歴史的な名所がある一方で、商品取引所など経済活動の中枢もある。
- ウェストフィールド・フォーラム・デ・アル
- ネルソンマンデラ公園
- パリ音楽図書館
- サン・トゥスタシュ教会
- 旧商品取引所-ピノーコレクション
- ホテル・ノボテル・パリ・レ・アル
- イノサンの泉
- ジョルジュ=ポンピドゥー広場
- 時の守り人
メトロ・バスの乗り換え
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4号線のレ・アル駅および1・4・7・11・14号線のシャトレ駅と接続している。シャトレ駅には4号線も乗り入れているが、4号線とRER各線の乗換駅はレ・アル駅とされているので相互に乗り換えの案内はない。ただしシャトレ駅の各線のうち乗り換え口から最も近くにホームがあるのは4号線である。乗り換え口から1号線ホームまでは長いオートウォークで結ばれており、7・11号線へは更にもう一度オートウォークを乗り継がなければならない。
メトロのシャトレ駅を経由して地上に出ると「シャトレ」バス停があり、多数の路線バスが発着する。また多くの深夜バスの起点でもある。駅の東側には「レ・アル-G.ポンピドゥー」バス停もあるが、発着する路線は少ない。
隣の駅
[編集]- RER
A線
B線
- パリ北駅 - シャトレ-レ・アル駅 - サン=ミッシェル=ノートルダム駅
D線
- パリ北駅 - シャトレ-レ・アル駅 - リヨン駅
脚注
[編集]参考文献
[編集]- Tricore, Jean (2002). le RER, le réseau francillien. RATP
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- シャトレ-レ・アル駅 - RATP公式