サム (料理)

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サム

サム(Ssam、쌈)は、葉野菜等で豚肉その他の具材を包んだ韓国料理である[1]。「包まれた」という意味を持つ。しばしばサムジャンと呼ばれる味噌が添えられ、ニンニクタマネギピーマンキムチ等のバンチャンとともに供される[2]。具材がこぼれないように一口サイズに作られる[3]

歴史[編集]

Dongguk Sesigiという書物によると、サムは高麗時代からの女官によって食べられていた。李氏朝鮮の末には、サムは季節の食物としての地位を確立していた。テボルム旧正月後の最初の満月)の日に食べられるサムは、bokssam(幸運のサム、복쌈)と呼ばれる[1]

韓国以外でも徐々に見られるようになってきており、ニューヨークや東京のレストランでも出される[4][5]

バリエーション[編集]

生または湯通しされたレタスキャベツ、豆の葉、カボチャの葉等、様々な材料が用いられる。ワカメ韓国海苔等の海藻を使うこともある。牛タン、魚卵、豚肉、アサリ、ナマコ等を卵で巻いた料理のこともサムという[1]

中身による分類[編集]

包む材料による分類[編集]

以下のような種類がある[9]

  • キムサム(김쌈) 海苔で包んだサム[10]
  • サンチュサム(상추쌈) レタスで包んだサム
  • ベチュウサム(배추쌈) 白菜で包んだサム
  • ケンニプサム(깻잎쌈) エゴマの葉で包んだサム[11]
  • ホバキプサム(호박잎쌈) カボチャの葉で包んだサム[12]
  • キムチサム(김치쌈) キムチで包んだサム
  • ムネオサム(문어쌈) スライスしたタコで包んだサム
  • ポッサム(포쌈) 生の牛肉で包んだサム
  • ミルサム(밀쌈) 小麦粉の薄いクレープで包んだサム
  • エオサム(어쌈) 薄い魚のフィレで包んだサム

関連項目[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c 쌈 (Ssam) Encyclopedia of Korean Culture (朝鮮語)
  2. ^ Customs”. Korea Tourism Organization. 2013年4月5日閲覧。
  3. ^ How Make Ssam Bap (Korean Lettuce Wraps”. About.com. 2015-2-23)閲覧。
  4. ^ (朝鮮語) Restaurant opens in Sapporo, Financial News, 2006-06-16. Retrieved 2010-06-23
  5. ^ Momofuku Ssam, Columbia Daily Tribune, 2010-06-23
  6. ^ "Bossam's continuous popularity" Money & Business. 12 May 2010. Retrieved 2010-06-23 (朝鮮語)
  7. ^ Jung, Alex "5 Korean ways to eat a pig" CNN Go. 11 November 2011. Retrieved 2012-04-11
  8. ^ (朝鮮語) "Korean dictionary:Ssambap" National Institute of the Korean Language (朝鮮語)
  9. ^ 쌈 (Ssam)” (Korean). Doosan Encyclopedia. 2015年2月23日閲覧。
  10. ^ 김쌈” (Korean). Naver Dictionary. 2013年4月5日閲覧。
  11. ^ 깻잎쌈” (Korean). Naver Dictionary. 2013年4月5日閲覧。
  12. ^ 호박잎쌈” (Korean). Naver Dictionary. 2013年4月5日閲覧。