ゴードン・チャイルド
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人物情報 | |
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生誕 |
1927年11月9日 オーストラリア シドニー |
死没 |
2008年1月22日 (80歳没) オーストラリア ニューサウスウェールズ州ブラックヒース |
出身校 | シドニー大学、エディンバラ大学 |
学問 | |
研究分野 | 考古学 |
ヴィア・ゴードン・チャイルド(英語: Vere Gordon Childe、1892年4月14日 - 1957年10月19日)は、オーストラリア生まれの考古学者・文献学者。
概要
[編集]1892年、シドニーで中流階級の移民家庭に生まれた。 シドニー大学で学び、英国へ渡って最初はエディンバラ大学において、後にロンドンにある考古学研究所において、イギリス在住の研究者として人生の大部分を過ごした。
研究内容・業績
[編集]ヨーロッパ先史時代の研究を専門とし、新石器革命[1](食料生産革命)、都市革命を提案した。また、マルクス主義の社会・経済理論と文化史的考古学の視点を結合させ、異端視されたマルクス主義考古学の提唱者でもある[2][3]。
チャイルドは考古学・先史学における多くの先駆的な本を書き、とりわけ『文明の起源』(原題:Man makes himself、1936年)及び『歴史のあけぼの』(原題:What Happened in History、1942年)で最もよく知られている。また、その概説書は日本の考古学方法論に大きな影響を与えた。
- 大衆文化の中で
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国では、インディアナ・ジョーンズがゴードン・チャイルドから影響を受けた設定になっている。
著作
[編集]- 著書
- Man makes himself 1936
- 『文明の起源』
- What Happened in History 1942
- 『歴史のあけぼの』
脚注
[編集]- ^ 佐藤洋一郎『食の人類史 ユーラシアの狩猟・採集、農耕、遊牧』中央公論新社、2016年、76頁。ISBN 978-4-12-102367-4。
- ^ McGuire, Randall G. (1992). A Marxist Archaeology. San Diego: Academic Press. ISBN 978-0124840782. p. 69.
- ^ Gathercole, Peter (1995). "The Relationship Between Vere Gordon Childe's Political and Academic Thought – and Practice". In Peter Gathercole, T. H. Irving, and Gregory Melleuish (eds.) (eds.). Childe and Australia: Archaeology, Politics and Ideas. St Lucia: University of Queensland Press. pp. 97. ISBN 978-0-7022-2613-7.