コックファイター

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コックファイター
Cockfighter
監督 モンテ・ヘルマン
脚本 チャールズ・ウィルフォード
原作 チャールズ・ウィルフォード
製作 ロジャー・コーマン
出演者 ウォーレン・オーツ
音楽 マイケル・フランクス
撮影 ネストール・アルメンドロス
編集 ルイス・ティーグ
製作会社 ニューワールド・ピクチャーズ
配給 アメリカ合衆国の旗 ニューワールド・ピクチャーズ
日本の旗 boid
公開 アメリカ合衆国の旗 1974年7月30日
日本の旗 2013年1月19日[1]
上映時間 84分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $400,000[2]
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コックファイター』(原題:Cockfighter)は、1974年制作のアメリカ合衆国ドラマ映画

チャールズ・ウィルフォードの同名小説を原作に、闘鶏をテーマに描いたスポーツ・ドラマ映画。ロジャー・コーマンが、『断絶』が興行的に失敗しハリウッドから干されていたモンテ・ヘルマンに復活のチャンスを与えるためメガホンをとらせたが、本作もまた興行的に失敗、コーマン製作作品の中では数少ない赤字作品の1本となった[1]。その後、コーマンは製作費を回収するため、関係ない別作品の場面を入れて再編集し、Born to KillGamblin' ManWild Drifterとタイトルを変更して公開したが、やはり興行的に失敗した[3]

あらすじ[編集]

闘鶏トレーナーのフランクは、ライバルのジャックとの試合前に高らかに勝利宣言するが、結果はフランクの惨敗。フランクは悔しさのあまり、全国チャンピオンになるまで一切口をきかないと誓いを立て、各地の試合に出場し、腕を磨く。

だが、闘鶏に入れ上げる彼に恋人のドディは愛想を尽かし、彼のもとを去ってしまう。それでもフランクは、勝手に弟夫婦の家を売り払って得た500ドルで最強の鶏といわれる“白い稲妻”を手に入れ、飼育業者のオマーとともに猛特訓を開始、ジャックとの再戦を目指す。

キャスト[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b “テーマは“闘鶏” R・コーマン製作の伝説の作品が39年の時を経て日本初公開!”. 映画.com. (2013年1月16日). https://eiga.com/news/20130116/15/ 2021年12月1日閲覧。 
  2. ^ Detail view of Movies page: Cockfighter”. American Film Institute. 2017年5月20日閲覧。
  3. ^ Ed. J. Philip di Franco, The Movie World of Roger Corman, Chelsea House Publishers, 1979 p 153
  4. ^ スチルカメラマンも兼任。Stevens, Brad (2003). Monte Hellman: His Life and Films. McFarland. p. 104. ISBN 978-0-7864-8188-0. https://books.google.com/books?id=cl2WzqT6hi8C&pg=PA104 

外部リンク[編集]