クレジットマスター
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クレジットマスター(英語: Credit Master)とは、クレジットカードの番号の規則性を悪用し、クレジットカード番号にある計算を加えて、他人のカード番号を割り出す手口である[1][2]。
概要[編集]
1989年(平成元年)頃、アメリカ合衆国で初めて確認された[2]。クレジットカードの番号と有効期限を入力するだけで決済できるECサイトなどで悪用される。
日本では、1999年(平成11年)頃から被害が確認されているが、具体的な防止策は見つかっていない[3][4]。
クレジットカード番号の法則の仕組み自体を悪用して、コンピュータが勝手に番号を割り出されるため、スキミングやフィッシングと異なり、被害の防ぎ様がない[2]。日本貸金業協会は、身に覚えのない請求がないか、クレジットカードの明細書を必ずチェックし、不審な取引があれば、すぐにクレジットカード会社に連絡する様、呼び掛けている[2]。
クレジットカード会社によっては、信用照会時に不正使用検知コンピュータシステムのサーバを構築しており、異常を検知した場合には、信用照会を棄却したり、即座に顧客へ連絡したり、一時的にクレジットカードを使用不能にする会社もある。
脚注[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]