クリアカード

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カードキャプターさくら > クリアカード

クリアカードは、CLAMPによる漫画カードキャプターさくら』の続編「クリアカード編」に登場する魔法のカード。

本稿では、漫画版・テレビアニメ(以下アニメ)版双方に登場するだけでなく、アニメのオリジナルも含む全てのクリアカードについて記述する。

クリアカード[編集]

この編でさくらが集めることになるカードである(クリアカードとは言っているがあくまで作中では新たなカードとしか言われていない)。作中にて発生する不思議な現象を固着(セキュア)することにより生成されるカード。透明化したさくらカードとは別の物であり、さくらの魔力によって作られたことが判明している。特徴としては全体的に透けているが一方から見ると透けていない。

クロウカード(さくらカード)とクリアカードの相違点を上げると

  • 固着したクリアカード自体は魔力は持たず「夢の鍵」でしかそのカードの効果を発揮できない[1]
  • カードの漢字はクロウカードではホープ(希望)を除いて一文字ではあるが、クリアカードでは全て二文字である。
  • 英語名に「THE」がない。
  • カードの性格が分からない、声を発しない(例外もいる)。
  • アニメでのさくらカードになる前のクロウカードはカードの力を抑えた者を所有者として認める設定があるため小狼所有のカードがあったが、クリアカードは全てさくらのものになっている。

などがある。

クリアカードの種類[編集]

現在発売されているクリアカード編4巻までに11枚とアニメオリジナルカード3枚、合計14枚が登場している(コミックス未発売での回を含めると13枚、アニメオリジナルと合わせて16枚登場している)。

以下において、カードの並び順は原作(またはアニメ)で固着された順に準ずる。

原作・アニメ共に登場[編集]

ゲール(GALE)「疾風」(3話(アニメ1話))
さくらがクロウカードの風(ウインディ)と同じように最初に固着して手に入れたカード。夢の鍵を手に入れた日の朝、登校中に急な突風となりさくらの前に現われた。
ウインディとは同じ風の能力のカードではあるが、風の鎖や風で相手を包み込み封じるという拘束という補助的な効果ではなく、鎌鼬のような突風を飛ばし相手を攻撃するという攻撃手段のカードである。そのため、剣(ソード)の能力も含まれていると思われる。
その威力は通学路の桜の木を切り、地面を引き裂く程で一気に複数の突風を飛ばすことが可能。姿は羽と尾っぽがカミソリ刃のような刃を持つ竜とも虫とも呼べる姿である。
シージュ(SIEGE)「包囲」(4話(アニメ2話))
立方体に特徴的な模様が描かれている姿のカードで対象を空間に閉じ込める能力を持つ。さくらの部屋を一瞬のうちに包囲し模様が特徴的な空間に閉じ込めた。
クロウカードおよびさくらカードでいえば迷(メイズ)及び錠(ロック)に似ている能力のカード。包囲する点などにおいては影(シャドウ)にも近い。だがその空間は触れることができず[2]、動けば動くほどその空間も動き身動きも取れなくなってしまう。形状は一見は固そうだがゴムのような物(命令で固さを調節することそして透明化させることが可能)で柔らかければ針状の物で刺せば脱出することが可能である(固着する際、知世が持っていたまち針で風船を割るように割り、脱出することができた)。
包囲できるものはなんでも包囲することができる(水なども可能な様子)その効果のせいか固着する際には結構活躍しているカードでもある。
アクア(AQUA)「水源」(5話(アニメ3話))
渦を巻いている水の鳥のような姿を取るカードで大量の水を操作し形状を変え、対象を捕縛することなどができる。クロウおよびさくらカードの水(ウォーティ)とアニメオリジナルの雨(レイン)をまとめたものと言える。
その能力で友枝町に止むことがない雨を降らせた。
リフレクト(REFLECT)「反射」(6話(アニメ3話))
光を帯びた羽が透明になっている蝶の姿を取るカードで包囲(シージュ)と同じように特殊な小規模の空間を作り、その空間に放った攻撃を強制的にはじき返すことが出来る。
クロウおよびさくらカードの盾(シールド)及び鏡(ミラー)の能力を持つ。
アクション(ACTION)「行動」(8話(アニメ4話))
噛み合った数個の歯車の姿を取るカードで対象の物を自動で動かすことができる。さくらの命令に沿った行動を取るかは不明。クロウカードおよびさくらカードでいう移(ムーブ)の能力を持つ。作中では友枝中学校の校庭に植えてある木々を自動で動かした。(戻す際も能力を使用)だが、ただ動かすだけの能力であるゆえに使い道には難儀する様子[3]
レコード(RECORD)「記録」(10話(アニメ6話))
翼が生えた記録器で手前に羽根ペン(アニメでは記録は二眼レフカメラ)の姿を取るカードで意味の如く記録することができる。
能力は命令無しでは使用できず細かな命令ではないと使用できない。録った物は命令で映し出すことも可能。クロウカードおよびさくらカードでいう幻(イリュージョン)の能力を持つ。
フライト(FLIGHT)「飛翔」(10話(アニメ7話))
蝶が飛んでいるような形をとっている透明なリボンで下部分が翼のようになっている姿を取るカード(固着する前は透明な結ばれる前のリボンで両端にヒラヒラが付いている)。
翔(フライ)と同じ飛行の能力を持ち、透明なリボンが背中に取り付き飛ぶことが出来る。
原作では記録の後に固着したとされており、螺旋のカードを固着する際に初登場したがアニメでは記録が固着された次の回で固着したシーンが描かれた。クリアカードの中で、唯一意思があるように見え、とてもさくらに懐いている様子。
ルシッド(LUCID)「透過」(12話(アニメ8話))
煌めく透明なベールの姿を取るカード。対象物を透明にして見えなくする能力を持つ、秋穂の家(元はエリオルの家)の書庫のとある本棚の本を数冊、能力で透明化させ隠していた。
クロウカード及びさくらカードでいう消(イレイズ)に近い能力を持つ。さくら曰く、あまり、長時間の使用は出来ないらしい。
スパイラル(SPIRAL)「螺旋」(13話(アニメ9話))
螺旋階段のように並んだ台形と丸の幾何学模様の姿を取るカード。 対象物を螺旋させたり、螺旋の中に閉じ込める能力を持つ。
水族館の水槽の水を螺旋状にしさくらの身動きを止め、水槽を破壊したりした。
螺旋に閉じ込めるという点では嵐(ストーム)に近い。
スヌーズ(SNOOZE)「転寝」(14話(アニメ10話))
毛先が長い綿毛のような見た目の毛玉の姿を取るカード。眠(スリープ)と同じ対象を眠らせる能力を持つ。
さくらの家に遊びに来た秋穂を能力で眠らせた。後に眠(スリープ)の時と同様、魔法を使用する際、周囲に見せない為に能力を使うこともある。
ラビリンス(LABYRINTH)「迷宮」(15話(アニメ10話))
柱の間に聳えた複雑に入り乱れる形になっている多数の階段の姿を取るカード。迷(メイズ)と同じ特定の場所を迷宮と化し、対象を迷わせる能力を持つ。
転寝と同時に登場し、さくらの家の前をカードの姿と同じような出口がない迷宮にした(というよりはさくらの家ごと迷宮に閉じ込めたの方がわかりやすいのかもしれない)。
アピア(APPEAR)「顕現」(4話(アニメ17話))
ブレイズ(BLAZE)「火焰」(4話(アニメ18話))
激しく燃え盛る炎を纏う火の鳥のような姿を取るカードで、烈炎を吐く攻撃が得意。水源(アクア)を上回る威力を持つ。小狼が放った風の触手のような魔力でカードの動きを封じて捕えられた。クロウおよびさくらカードの火(ファイアリー)をまとめたものと言える。
ミラー(MIRROR)「鏡像」(-話(アニメ21話))

アニメ版のみに登場[編集]

グラビテーション(GRAVITATION)「引力」(アニメ5話)
空で月と太陽が矢印で引っ張り合っている姿を取るカード。グラビテーションは英語で引力とも重力とも意味はとれるがこのカードでは引力の能力をもつ。
お花見に来たさくらを能力で引っ張って能力の核となった大きな枝垂れ桜まで強制的に連れてきた。対象を引力で引っ張る効果を持つ(使用した際はワープホールみたいなものを展開し引力を利用して大道寺家の家の迷路のような庭を移動した)。
リバーサル(REVERSAL)「逆転」(アニメ11話)
中心を境に上下に生えた結晶の姿を取るカード。対象を上下逆さまにする能力を持つ。
友枝公園のペンギン大王とペンギンを能力で浮かばせ逆さにさせた。固着する際にはその能力はさくらにも及び危うくさくら自身も逆さまにさせられそうになった。
重いものを持ち上げることができるという点では、クロウカード及びさくらカードでいう力(パワー)に似ている。
ヘイル(HAIL)「氷雹」(アニメ12話)
大粒の氷(雹)を降らせる能力を持つ。球技大会中に大粒の雹を中学校のグラウンドに降らせた。その雹は学校のコンクリート柱にひびを入れる程に強力である。
クロウカード及びさくらカードでいう雪(スノウ)と凍(フリーズ)に似た能力を持つ。
ミラージュ(MIRAGE)「幻影」(アニメ14話)
頭の上に光の結晶を乗せた大きな白い鳥の姿を取るカード。思っていることを現実に現す能力を持つ。
月峰神社の市にやって来たさくらたちを異空間に連れ去り、さくら以外の人間を動物の姿に変えた。
クロウカード及びさくらカードでいう創(クリエイト)の能力を持つ。
スウィング(SWING)「搖動」(アニメ15話・16話)
頭に角の生えた土色の龍のような姿を取るカード。地震を起こす能力を持つ。
地中に潜って、知世の家で地震を起こし庭を荒らした。
クロウカード及びさくらカードでいう地(アーシー)と同じ能力を持つ。しかし、名前に「地」の文字が入っていないため、さくらたちはこのカードを「地」属性のカードとみなしていない様子。
ストラグル(STRUGGLE)「争闘」(アニメ16話)
頭の両側をお団子にした、赤い中国服を着た女の子の姿を取るーカード。格闘技で戦う能力を持つ。
知世の家から帰るさくらと苺鈴の前に現れ、襲い掛かった。両肩の石を同時に壊さなければ動きを止められない。
クロウカード及びさくらカードでいう闘(ファイト)と同じ能力と、双(ツイン)に似た性質を持つ。

脚注[編集]

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  1. ^ ユエはその夢の鍵にクリアカードの謎を解くカギがあるかもしれないと履んでいる。
  2. ^ さくら曰く「壁が逃げちゃう」。
  3. ^ この能力を見せた際ケルベロスは「これ使い所どうやねん」と言うとさくらが悩んだ末、「うーん…お茶運ぶ時楽」といい、「ちっさ!スケールちっさ!」とツッコミされた。