クラドニ図形

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四角形平板に生じるクラドニ図形。ここで振動は平板中心にスピーカーなどの振動元を接続している。
より高い共鳴周波数で現れる図形。

クラドニ図形(Chladni figure)は、ドイツの物理学者エルンスト・クラドニの名にちなんだ図形であり、物体の固有振動可視化する方法である。この図形は1680年7月8日、ロバート・フックによって見出された後、1787年にクラドニの著書に初めて記載された[1]

金属・プラスチック・ガラス・ボウルなどにピンと張ったラップなどの平面にスピーカーなどで振動を与え音程を変えると、共鳴周波数において平面の強く振動する部分と、振動の節となり振動しない部分が生じる。ここへ例えば塩や砂などの粒体を撒くと、振動によって弾き飛ばされた粒体が節へ集まることで、幾何学的な模様が観察される。

波長が短くなる(音が高くなる)ほど現れる幾何学模様の構造も細かいものになる。平面に用いる材料が均質でない場合はそれに応じて、現れる幾何学模様も影響を受ける。

例えばギターの背面についてもこのクラドニ図形が観察されている。

ギター背面に生じるクラドニ図形

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Entdeckungen über die Theorie des Klanges ("Discoveries in the Theory of Sound")

外部リンク[編集]