クラウス・ホルム

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クラウス・ホルム
Claus Holm
本名 Helmut Gerhard Ozygus
生年月日 (1918-08-04) 1918年8月4日
没年月日 (1996-09-21) 1996年9月21日(78歳没)
出生地 ボーフム
国籍 ドイツの旗 ドイツ
職業 俳優
配偶者 Dagmar Holm(歌手)
主な作品
映画
大いなる神秘・王城の掟
大いなる神秘・情炎の砂漠
マリア・ブラウンの結婚
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クラウス・ホルムClaus Holm, 1918年8月4日 - 1996年9月21日)はドイツ俳優

来歴[編集]

ボーフムで生まれる。鉱夫やボクサーをしていた経験を持つ。

1943年に映画デビュー。終戦後は東ドイツで映画に出演し、舞台にも立った。1953年からは西ドイツに移り、以降、西ドイツ映画界で数々の作品に出演し活躍。舞台出演もしている。1957年に出演した映画『Nachts, wenn der Teufel kam』(日本未公開、英語題名は『The Devil Came at Night』)は第30回米国アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた。1959年以降はTVムービーやTVドラマにも進出。そして、1960年代の終わりからは主に舞台で活躍したが、1979年には『マリア・ブラウンの結婚』、1980年には『ベルリン・アレクサンダー広場』などライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督作品に複数出演した。外国俳優の吹き替えも務めている。

1996年9月21日、ベルリンで死去。墓もベルリンにある。

主な出演作品[編集]

  • 暗殺計画7・20 Der 20. Juli (1955年)
  • 大いなる神秘・王城の掟 Der Tiger von Eschnapur (1959年)
  • 大いなる神秘・情炎の砂漠 Das Indische Grabmal (1959年)
  • パリは燃えているか Paris brûle-t-il? (1966年) - キネマ旬報ベストテン第6位。ルネ・クレマン監督
  • 逆スパイは金髪がお好き Dynamit in grüner Seide (1968年)
  • マリア・ブラウンの結婚 Die Ehe der Maria Braun (1979年) - キネマ旬報ベストテン第6位
  • ベルリン・アレクサンダー広場 Berlin Alexanderplatz (1980年)

外部リンク[編集]